一筆入魂【0191〜0200】
0191/1000「咲くも無心。散るも無心。花は嘆かず、今を生きている。」
ひまわりからはひまわりの花が咲きます。
桜からは桜の花が咲きます。
タンポポからはタンポポの花が咲くように、あなたにはあなただけの種が宿っている。人と比べることはありません。
悩みの大半は、他人との比較から生まれます。
咲くも無心。
散るも無心。
花は嘆かず、
今を生きています。
0192/1000「しっていることを、しているに変えると人生は飛躍する。」
「知っていること」を「出来ること」に変えましょう。
「言っていること」を「やっていること」に変えましょう。
中国の古き言葉に「知行合一」という教訓があります。
「知って行わないのは、未だ知らないことと同じである」
0193/1000「『ありがとう』は自分を幸せにする魔法の言葉です。」
3つのありがとう
①何かあったらありがとう。
②何もなくてもありがとう。
③何があってもありがとう。
0194/1000「憧れは夢実現の一歩です。」
憧れという字は童心と書きます。
子供心を持って無邪気に夢を追いかけましょう。
憧れこそ、若さを保つ秘訣です。
0195/1000「いいかい、君たちはやろうと思えば何でもできる」
冒険家・植村直己さんが青少年に遺されたコトバ
君たちに僕の考えを話そう。
僕らが子どもの頃、目に映る世界は新鮮で、すべてが新しかった。
やりたい事は何でもできた。
ところが年をとってくると疲れてくる。
人々はあきらめ、みんな落ち着いてしまう。
世界の美しさを見ようとしなくなってしまう。
大部分の人は、夢を失っていくんだよ。
でも、僕はいつまでも子どもの心を失わずに、この世を生きようと思う。
不思議なもの、すべての美しいものを見るためにも。
0196/1000「油断大敵より、不満大敵」
「油断大敵」という言葉がありますが、一流選手で油断するような人はいません。
実際は「不満大敵」なんです。
素質のある選手でも監督や周囲の環境に、不満を持ち始めた瞬間から、ダメになっていきます。
元日本プロボクシング協会、大橋秀行会長の言葉です。
大橋さんは、学生時代から「150年に一人の天才」と呼ばれるほど才能に恵まれていました。インターハイなどの主要大会はすべて優勝をし、華々しくプロに転向します。
しかし、プロ転向後は、思うように結果を残せません。
世界戦の切符を手にするところまでは、いくもののタイトルマッチに三度挑戦しの、撃沈します。
しかし、、四度目の世界戦で念願の世界チャンピオンになりました。
その諦めない不死鳥のような姿から、後に【フェニックス】と呼ばれるようになりました。大橋さんは後に、チャンピオンベルトを獲得した一番の要因は、周囲への感謝であったと。
プロ選手は誰一人として油断をする選手はいません。
油断することよりいけないのは不満です。
世界戦で勝てなかった時、大橋さんはその原因を外部に求めていました。
ボクシングで勝てないのは、
「指導者が悪い」
「会長が悪い」
「ジムの設備が悪い」
「食事が悪い」
「試合会場が悪い」
「対戦相手が悪い」
「観客が悪い」
「日取りや時間が悪い」
「グローブが悪い」
「靴が悪い」
「レフリーが悪い」
「ジャッジが悪い」
など、不満の日々を過ごしていたようです。
ある時、大橋さんは気付きました。
トレーナーやコーチや会長に対して不満があったり周囲を嫌いになると、
波動が悪くなり、結果も悪い方に繋がると大橋さんは考えました。
そこで、大橋さんは周囲のスタッフや環境に対して、お陰様の心で感謝するように心掛けました。
ボクシングができる環境にありがとう。
スタッフやお客様を信頼しよう。
道具やレフリーにありがとう。
全てのことに感謝する心を養いました。
その不満を払拭し、感謝の生活に過ごす頃から流れが変わり、結果として世界チャンピオンになれたのだと言うのです。
「不満大敵」は何もボクシングに限ったことではありません。
人生全ての共通項です。
0197/1000「八風吹けども動ぜず。」
八風とは外部からの様々な声を風に見立てて、どんな風が吹いても動じない心を尊ぶということです。
禅語が教える八風とは、
1. 利益
2. 衰退
3. 陰口
4. 名誉
5. 賞賛
6. 悪口
7. 苦
8. 楽
自分だけは得をしたい、褒められたい、良い評価が欲しいと願い、楽をしたいと思うもの。
他からの陰口や悪口に怯え、不安や怒りを覚えたりするもの。
そんなふうに、他人の言葉によって人間の心というのはいつも揺さぶられてしまう性分をそなえています。
不動心を養うこと。
人生は順風満帆ばかりとは限らないが、何があっても微動だにしない強さを持つこと。
どんな風が吹いてもその風情を悠然と楽しむ器のデカさを持つこと。
逆風でさえ飛び立つための向かい風と捉え、笑顔で過ごすこと。
0198/1000「『幸せ』とは、なるものではなく、気づくものです。」
よく「幸せになりたい」といいますが、この言葉は「今幸せではない」ということです。
もしあなたが落ち込んでいるなら、自分にこう問いかけてみましょう。
本当に私は不幸なのだろうか?
本当に私の周りに幸せはないのだろうか?
健康な身体、家族やご縁のある人と一緒にいるという当たり前の奇跡、仲間に囲まれ、目標に向かって歩める喜び、人に必要とされる生き甲斐。
周りにはたくさんの幸せが転がっています。
数え切れないほどの幸せに気づけます。
0199/1000「自分から出したものが種となって芽が開き、花となって戻ってくる。」
蝶々は追いかけたら逃げてしまいます。
自分が美味しい蜜をもった花になろう。
自分から出したものが、種となって芽が開き、花となって戻ってくる。
お金もお客も蝶々と一緒。
追いかけると逃げます。
自分が花となって甘い蜜を持てば自然と集まるものです。
どんな蜜になるのか。
それは、
人を笑わせること。
サプライズすること。
泣かせること。
この3つが感動という蜜になるのです。
0200/1000「月曜日が待ち遠しくなるような働き方をしよう。」
仕事とは、楽しんで一生懸命やるもの。
やる気とは、働いて見せるもの。
努力とは、結果で示すもの。
目標とは、挑戦して超えるもの。