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【一筆入魂】0091〜0100
0091/1000「人生はその人だけの成功指定席を用意してくれている。」
誰にでも、あらかじめ成功指定席は用意されています。
そう思えば、人生に早いも遅いもありません。
この成功指定席を見つける良い方法の一つは、
「稼げそうなこと」
ではなく、
「学べそうなこと」
を仕事にしてしまうのです。
世の中には1万時間の法則というものがあります。
その道のプロを目指すなら1万時間の投資が必要です。
プロになるということは、地中の「鉱山」を掘り当てることです。
いろんな分野を少しずつかじるのではなく、一本の線をずっと深く掘って1万時間頑張ると大抵の人は鉱山にぶつかります。
現在、焼き鳥職人、挑戦中。
自分なりの鉱山を掘り当てたいと探求しています。
0092/1000「上達の三原則は『低負荷・高精度・多反復』」
私たちがなにかを習得しようと練習を始めるとき、往々にして
1.高負荷(難しいことにばかり取り組む)
2.低精度(粗雑な練習をする)
3.少反復(次々と違うことに目移りする)
となりがちです。
その結果、なかなか思うような上達が得られません。
物事の上達に必要な要素は3つ。
技術を習得するための基本原則として、
1.低負荷
2.高精度
3.多反復
「低負荷」というのは、自分が無理せずにできる内容であること。
「高精度」というのは、確実にできる基本的技術を正確・迅速・丁寧にできるように心掛けること。
「多反復」というのは、基本を徹底的に繰り返し量をこなして質を高めていくこと。
0093/1000「他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなもの。ふりかけるときに、自分にも数滴はかかる。」
人を喜ばせるとこちらも幸せな気持ちになるものです。
先日、妻が小学校のPTA会合で不在中、三人の子供たちに相談を持ちかけました。
「お母さん、色々頑張っているからプレゼントしようと思っているんだ」
と子供たちに問いかけると、
「どんな、プレゼントなん?」
と子供たちは興味津々。
「お母さんが一番行きたいところ。
東京ディズニーランド。1泊2日やけどプレゼントしたいんや。
一人で行くのは心細いからやあこ(娘)と一緒や。」
子供たちは
「OK。僕のお年玉も出すわ」
と大賛成してくれました。
早速、子供たちは手作りの封筒やメッセージカードを作成してくれました。
夕食時、サプライズで子供たちから妻に「1泊2日TDLプレゼント」を手渡すと、妻は
「ええ〜。ええ〜。そんなんもったいない。行かれへん。」
と驚きとうれしい気持ちを連発。
結局、妻はディズニーランドはもっと遠い将来の楽しみにするということで行かないことになりました。
人を感動させる3原則は「笑わせる。」「泣かせる。」「サプライズ。」
と言われています。
子供たちと仕掛けたサプライズのお陰で幸せな気持ちを分けていただきました。
0094/1000「出来る時に、出来る事を、出来る範囲で、出来るだけやる。」
有森裕子氏の言葉です。
1月はこまめに走ることができたものの、10キロ以上のランが2回だけとなった。
日中は仕事だからの言い訳無用。
2月は貴重な日曜日を最大限に活かしてランに励み、3月3日のフルマラソンに挑む。
1月合計走行距離 103キロ/走行日 16回
0095/1000 「『心構え』というのは、どんなに磨いても、毎日ゼロになる能力である。」
田中真澄氏の言葉。
毎朝、歯を磨くように心構えも毎朝、磨き直さねばならない。
人間の能力は「心構え」「知識」「技術」の3つあげられます。
この3つの要素の中でも「心構え」は全体の8割を占める重要な能力です。
「心構え」は毎日磨いていなければ、人は困難に遭遇した時に挫折することになります。
これはダルマの構造と同じです。
ダルマの内部の底には鉄の塊がついています。この鉄塊の重さはダルマ全体の80%に相当します。この思い鉄塊があるからこそ、ダルマは倒れても倒れてもすぐに起き上がることができます。
人も同じで、心構えは鉄塊に相当します。人間の全能力を100とした場合、心構えは80の価値を持つ能力で、人間の生きる力を支える能力です。
心構えを磨く良き習慣は、2つ。
①良き行動の習慣
②良き考え方の習慣
習慣は、日々の積み重ねで形成されます。
良き言葉を心に入れ、良き考え方を習慣化し、出来るだけそれを行動できるように自身に問いかける。
今日も一筆入魂♩
0096/1000「革命とは新しい自分と出会う挑戦。」
人生は長いようで短いようで長い自力旅。
一度きりの人生、新しい自分に出会う旅に出よう。
2月4日 0097/1000「勝負に絶対はない」
諦めたらそこで試合は終了です。
勝負に絶対はないのだから、何事も諦めずに可能性に賭けることです。
最後まで粘り強さで食らいつくことです。
0098/1000「望みはないが、光がある」
皆様は河合隼雄と言われる方をご存知でしょうか。
丹波篠山が生んだ偉人です。
京都大学名誉教授であり、文化庁長官を務められた臨床心理学の分野の第一人者であります。
河合先生は、2007年脳梗塞のためにお亡くなりになりましたが、今もなお、河合先生の思想を多数の著書から学ばれておられる人もおられます。
河合先生がご健在の時には、不登校、引きこもり、ニート、自殺志願者など社会参加が困難な患者とカウンセリングを通して、心の病を解決して目覚ましい功績をあげた人でもあります。
また、河合先生は冗談好きで、ユーモアにあふれる人でもあったそうです。
人を思う心が強いと、その思いに比例して相手の心に想いは届くという内容話です。
先日、ラジオを聞いておりますと、河合先生に関する内容の話が流れてきました。
あるとき、河合先生は、東北で学術学会のため、出席されていた時の話です。
翌日、大きな発表を控えていた河合先生の元に、ある患者から電話が入ったそうです。
「先生、俺はもうだめだ」
と自殺をほのめかす内容に、河合先生は彼の元に行かねばならないと思われ、大切な学会を欠席し、大急ぎで関西にいる患者の元へ駆けつけようとされたそうです。
自殺をほのめかす彼の元に移動する間、河合先生は「どんな言葉を彼に投げかけたらいいのだろうか」と新幹線の中でずっと考えておられましたが、患者に対して、適切な彼を励ます言葉が、なかなか思い浮かばなかったそうです。東北新幹線に乗って東京に行く道中もずっと考えていたそうです。
そして、東京から大阪に向かう新幹線のチケットを買うため緑の窓口に行くと、あいにく「のぞみ」の指定席はなく、「ひかり」しか、切符がなかったようです。
新幹線の「のぞみ」は特急列車、「ひかり」は快速電車、「こだま」は各駅停車の鈍行列車です。
急いで患者の元に駆けつけたい気持ちでおられた河合先生でしたが、仕方なく、「ひかり」で関西に住む患者の元へ急がれました。
車中、なかなか彼にかける言葉が思い浮かびません。
とうとう彼に会うまで、言葉が浮かばないまま、彼の家に着いた。
そこで河合先生が彼に投げかけた言葉とは、東京で新幹線の切符売り場の駅員さんが発した言葉を、とっさに投げかけたんだそうです。
「のぞみはありません。のぞみはありませんが、ひかりはあります。」
ととっさに彼に投げかけたそうです。
自殺をほのめかかした患者は、「のぞみはないが、自分には光がある」
とっさに投げかけた河合先生の言葉に、その彼は大きな希望を見出し、生きる勇気が湧いてきた。
という内容の話でありました。
0099/1000 「啐啄同時(そったくどうじ)」
「啐」は、卵の中でひな鳥が殻の内側をくちばしでコツコツと叩く音です。
「啄」は、親鳥が殻の外側からコンコン突っつく音です。
それが同時に起こり、ひな鳥が殻を破って外に出ると言われています。
同時とは言っても、実際は内側からひな鳥が殻を叩き、その音を親鳥が聞き取ってひなの準備ができたことを知り、「こっちだぞ」とくちばしで突き、合図をします。
それを頼りにひな鳥は意を決して外に出てくるのです。
私たちは皆、ひな鳥のような存在です。
勇気を出して殻を破ろうとした時、必ず誰かが導いて下さいます。
師匠、先輩、仲間、家族。
時には、偶然を装った本や講演会から。
目には見えませんが、ご先祖様は最強の応援団です。
0100/1000 「気は長く持ち、腹は立てずに、心はまるく、人は大きく、己は小さく」
このような生き方がしたいものです。