最先端ダイエットのリスク
こんにちは
body make studio BASE 代表トレーナーの高鳥です。
このブログが配信されている頃は
1月3日なので
明けましておめでとうございます。
本年も当店をどうぞよろしくお願い致します。
3日の夜となると私は飲み正月の最終日といった感じでしょうね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のブログテーマは
お客様とお話ししている中で出てきた会話から参考にした記事で
いつだってダイエット方法ってブームがあるじゃないですか。
ちょっと前だと低糖質ダイエットブーム
最近だともち麦やオートミール
じゃあ最先端のダイエット方法って何?
ってことで今回のテーマ
【最先端ダイエットのリスク】
のお話をひとつ。
早速ですが
最先端ダイエットってなんだと思いますか?
私もお客様に聞いて知ったんですけど
GLP-1注射
え?知ってます?
シラナイノワタシダケ??
調べてみると結構面白かったのでシェアしますね
GLP-1注射をザックリ簡単にいうと
血糖値をコントロールする注射
少し詳しく説明すると
GLP-1というホルモンが
主に十二指腸や空腸でインスリンの分泌量を高め
血糖値の乱高下を抑えてくれると。
尚且つ、胃から十二指腸へ食べ物の排出をゆっくりにしてくれるので
胃に残留感もあり
血糖値的にも、物理的にも満腹感も感じるので
お腹が空きにくい
という効果があるそうです。
機序や理屈は納得するものですし
どうしてもお腹が空いて食べることを止められない!
という人には嬉しい効果かもしれませんね。
ここまででピンとくる方もいらっしゃるでしょう
そう、
二型糖尿病患者への薬なんですよ。本来は
インスリン反応が悪い人に対しての薬を
簡単にダイエット目的で利用するのは
どー考えたってリスクがあるじゃないですか。
そんなリスクについてもお話ししていきます。
血糖値の乱高下が起きやすい=インスリンの反応が悪い
ということは、糖代謝が落ちている と同義じゃないですか。
考えられることは
・普段から炭水化物の摂取量が少ない
・単純糖質を摂取し過ぎている
・運動不足
これらが考えられます
あ、まだまだありますよ!
ビタミンB群とかマグネシウムとか鉄とか
今回は細かいところは省きますね。めっちゃ大事ですけど。
上二つは矛盾しているように思いますが、
食物繊維も炭水化物なので、野菜を含めた
複合炭水化物の摂取が普段から少ない。
そして、砂糖や小麦や異性化液糖などといった
単純糖質を摂取し過ぎることによって
血液ドロドロ状態、血糖値の乱高下により
糖代謝が弱っているのかと考えられます。
そして運動
普段から運動をしないと、エネルギーの代謝回路で糖を使いきれないので、
摂取した糖が飽和しちゃいますよね。これも一つの代謝です。
ではどうするか?
逆のことをやればいいので
丁寧なお食事を心がけて運動をする
ね、シンプルでしょ。
ではGLP-1注射のリスクとどのように繋がるかというと
自身の力で糖代謝を高めるのではなく、薬の力で代謝を高めるので
薬がなければリバウンドする
それどころか
糖代謝能力は以前より落ちて太りやすくなる
といったリスクが考えられます。
このことから個人的には、運動指導者として、
GLP-1注射はお勧めできないですね。
運動指導者として感じる最近の傾向ですが
大して食べる量は多くない、
大してカロリーは摂取していない、
それなのに体重増加を気にする人が多いように感じます。
それはきっとカロリー密度の高い食事をしているせいかもしれませんし
(食べる量が少ないのにカロリーが高い)
そもそも摂取カロリーが少ないから代謝能力が落ちているので、食べ過ぎた際に蓄えやすい。
そして何より運動不足
このような傾向になっていると感じています。
これらは先に挙げた三つのことと関係するものでもあるので、
今一度、生涯健康のために、薬に頼ることなく、
食事や運動を見直してみてはいかがでしょうか。
おつかれさまでした。
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