最高のスクワットを再考
こんにちは。
body make studio BASE 代表トレーナーの高鳥です。
ここ最近は毎月のようにセミナーや勉強会に参加しており
新しい知識はもちろんのこと、
既存の知識のアップデートもしているのですが
というかアップデートせざるを得ない、みたいな。
これはこれで毎回頭ぶん殴られる気分になるというか、
終わりのない世界だなーと、つくづく思うんですけど。
そんな中で特に今回の表題の「スクワット」について
アップデートした知識をシェアしたいと思います。
それを今回のテーマに
【最高のスクワットを再考】
について
今回のブログはかなりマニアックになるので
興味のある方はそのままご覧ください。笑
これまで私が指導するスクワットといえば
足幅広めのワイドスクワットが基本でした。
とゆうか、それが無難だと思っていました。
もちろん目的によってスクワットの足幅も種類も変わるのは大前提ですが
これまで行っていたスクワットはそう、betterだったんです。
あくまでも安全無難の万人向けと言った感じでしょうか。
今回スクワットについてアップデートしたことは
「スクワットの足幅は人によって変わる」
ということ。
うん。言ってることはシンプル。
これについて深掘って行くと…
そもそも人によって柔軟性が違うわけですし
関節可動域も違いますよね。
誰一人同じ身体の人はいないわけです。
そして何より
骨の形状も人によって違うということ。
私たちトレーナーが勉強する際の解剖学書は誰がモデルか知らないけどこんな感じ↓
全身の骨約206個
これを全ての基本と考えることがそもそも間違っていて
人によっては骨の数は前後しますし
いわゆる腰骨、腰椎は基本5個と言われていますが、
6個ある人だっています。
それによる全身のバランスも骨格も筋肉の付き方も変わってしまいます。
でね、
この股関節の形状。もっと言うと大腿骨の大転子角度
いわゆる「頸体角」だって人によって違うわけです↓
正常角度は125度という基準はあれど
人によって前後します。
よくよく考えるとそりゃそうで、
人それぞれ顔(顔面頭蓋)の形すら違うわけだから
その他の骨の形が違って当然なわけです。
ということはですよ
今回のスクワットの件でいうと
この大腿骨の形状、角度が違うということは
スクワットの足幅も人によって変わりますよね。
実際にその場でスクワットを試していただくと分かり易いのですが、
足幅を一足部くらい広げたり狭くしたり変えるだけで
やりやすさが変わってくると思います。
じゃあどの足幅がその人に一番良い位置なのかというと、
実際の股関節の角度は測れないので
指標となるスタンスはここではお伝えできませんが、
会員の皆さまにはセッションでお伝えしていこうかと思います。
何より
本人のみがわかる感覚ですが
やりやすいと思える足幅を見つけ出すのも大事なポイントとなります。
スクワットのような、股関節・膝関節・足関節といったパワーの出る関節を連動させる種目は、
重量を扱う際に下手すると怪我にも繋がりますので
なんかスクワットがしっくり来ないなー
と思っている方は、足幅を見直してみるといいかもしれません。
というわけで今回はスクワットの再考についてでした。
今まで怪我を恐れて無難な指導だったスクワットを最高な形へ。
BetterからBestへ
また一つ皆様へ還元できることを学べたので
今後も学びをシェアしていきたいと思います。
かなりマニアックな内容でしたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おつかれさまでした。
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