日記（6/26） ～繋がらないイヤホンと期待外れの大作ゲーム～

　金曜日の午前8時40分、外は曇り。
今日はこれから雨が降るだろうか。どうせ家にいるので、降っても困らないしどっちでもいいと言えばどっちでもいい。

　どうにも気分が上がらないので、Bluetoothイヤホン（ソニーのWF-1000XM3）をスマホに繋いで音楽を聴こうとする。
しかし接続しても音が出ずに切断して繋いでを数分繰り返す。
このイヤホン、音質とノイズキャンセリングの性能は素晴らしいものがあるけど、使い心地はかなり悪い。
音質が良かろうと、トータルとしての音楽体験がぎこちないものであれば、それは果たして良いイヤホンなんだろうか。
いや、WFは悪いイヤホンでは決してないんだけど、ただストレスが溜まる製品であるのは間違いない。
Airpods Proを買いたくなっている自分がいる。

　PS4の新作ゲーム『ラストオブアス2』をプレイしている。
前作はプレイ済で、なかなか良いゲームだったので今作も期待していた。
まだクリアはしていない（終盤には差し掛かっているらしい）ので、レビューはできないけど、今のところは傑作とは言いがたいなぁという気がしている。
テーマが違うとはいえ、ストーリー性は前作から後退しているようにさえ感じられるし、ゲームプレイは前作より進化してはいるが大差なく、それこそ前作の時点で完成されていたフォーマットをただなぞっているだけ、そんな感覚を覚える。

前作は季節の移り変わりを通じて一つの物語に奥行きをもたせ、プレイしていてもシチュエーションの変化により飽きにくくなっていた。
今作は基本的に雨が降りしきるシアトルをひたすら敵と戦いながら探索するばかりで、とにかく単調ではっきり言って長時間プレイするのがつらい。
現在16時間ほどプレイしているけど、本音を言うともう早くストーリーが終わってほしいと思っている。

クリア後の評価がどうなるかは分からないけど、IGN JAPANの7点という評価は今時点での自分の評価とも近い。
『FF7リメイク』も個人的にすごく微妙な作品だったし、最近買った新作のAAA級タイトルはいまいち僕の好みとは言えないものばかりだ・・・。
今思えば、完全新規タイトルで長大なボリュームと無数のモチーフを詰め込んだ『デス・ストランディング』が興奮を保ってクリアまでプレイできたのは、ゲーム体験としては奇跡的なものがあった、と思う。

　この一週間ほど気分が乗らず、やらなければいけないことを溜めに溜めてきてしまったので、さすがに今日でできる限りは消化してしまいたい。
どれだけ気が乗らなくても、義務感からやるべきことはきっちりこなせる、そんな人間にはやはり憧れてしまう。
そんな人間にはなれそうにないが、とりあえず、今日一日は自分なりに頑張ってみる。