【阪急バス】三宮有馬線の旅（1）三宮バスターミナルより
2023年10月6日、阪急バスさまが兵庫県から大阪府にまたがるエリアで11月5日に大規模な路線廃止を実施すると発表されました。原因は乗務員の不足で、不採算路線が廃止されてきたこれまでとは違いそれなりに利用者のある路線まで廃止となることから衝撃が走りました。
廃止の迫る2023年秋、廃止となった路線の一部に廃止前に乗ってきましたので、noteでご紹介いたします。
阪急バスさまが2023年秋に廃止した路線の一つの三宮有馬線（三宮駅前～新神戸駅～谷上駅～有馬温泉）に乗ってきましたのでご紹介します。こちらの路線は三宮に乗り入れる路線で、廃止により阪急バスさまの一般乗合バスで三宮に乗り入れる路線は消滅しました。
ミント神戸の1階、淡路島・四国方面をはじめ各地へのバスが発着する三宮バスターミナルの4番乗り場が阪急バスさまの三宮有馬線の乗り場でした。標柱には路線廃止の案内が掲出されています。ちょうど、有馬温泉からのバスが到着しました。
三宮バスターミナルに到着したバスは係員の誘導でバックしてターミナル内の駐機場に停まり、折り返しの発車時刻を待ちます。
発車時刻が近づき、三宮有馬線のバスは4番乗り場へ着車しました。利用する方は少なくなく、車内の座席のほとんどが埋まります。有馬温泉へ向かう路線ですが、利用者は観光客というよりは地元の高齢の方が多いような印象です。
バスロケーションシステムのチャイムが鳴り、バスは三宮バスターミナルを発車しました。国道へ出たバスは生田川の手前で左折してトンネルに入り、生田川右岸の地下を北上します。
新神戸駅の手前でトンネルが途切れると新神戸駅前停留所で、こちらでも乗車がありました。
トンネルに挟まれた新神戸駅前を発車すると新神戸トンネルに入ります。バスは少しスピードを上げてトンネル内を快走していきました。
新神戸トンネルを抜けると六甲山地の北側の神戸市北区です。三宮有馬線の旅は続きます。