戦ってもいないのに既に亡国の背中が見えてきた



イランの首都テヘランの国際空港で今月8日発生したウクライナ国際航空の旅客機墜落でイラン軍の統合参謀本部は11日、誤って同機を標的にし、撃墜したことを認めた。同国の国営プレスTVが報じた。


これはどうなんでしょうかね?



米連邦航空局(FAA)は7日、米国の民間航空機に対してイラク、イラン、オマーン湾およびペルシャ湾上空の運航を禁止すると発表した。



米連邦航空局(FAA)は、航空会社とパイロットに対して、イラク、イラン、ペルシャ湾上空の飛行を禁止する。アメリカとイランとの緊張が高まる中、民間機が「誤認」される恐れがあるためとした。
こうした規制は、民間機が軍事作戦に関与する機体と間違われないようにするための予防的な措置。FAAも「中東では政治的緊張が高まり、軍事作戦の可能性もあることから、米国の民間航空の運航に不用意なリスクを負わせないために規制を発出した」とコメントしている。
FAAに続き、インドの航空当局も同国の民間機がイラン、イラク、ペルシャ湾上空を飛行しないように勧告した。
いずれの緊急飛行規制も、イランが1月7日に米軍が駐留するイラクの2つの基地に対してミサイル攻撃を行ったことへの対応。


少なくとも、1月7日にはイラン上空を民間航空機が飛ばない方が良いというのが賢明な判断だったと思う。

そうであるにもかかわらず、ウクライナ機の1月8日の暗い中での飛行はどうだったのだろうか?

批判しているウクライナ自身も賢明な判断をしていれば自ら避けられる事故であったのではないだろうか?


そして、このような状況であることを踏まえて考えてみると



今回の派遣は防衛省設置法の「調査・研究」に基づいて行われ、法律上、活動地域については明記されておらず、閣議決定で他国の領海や、イランにより近いホルムズ海峡やペルシャ湾を活動地域に含めない形をとりました。
防衛省は派遣部隊が活動する地域の情勢について、緊張は高まっているが、戦闘などが起こる状況にはなく、閣議決定の前提を覆すような大きな変化はないとしています。
哨戒機と護衛艦は船舶の運航や海域の状況などについて、上空や海上から目視やレーダーなどで監視し、不審な船がいないかや特異な事態が起きていないかなど、情報収集することにしています。
こうした活動で得た情報は国土交通省を通じて日本関係船舶の運航者に伝えるなど、関係者と共有するほか、アメリカや関係国とも共有し、船舶の安全確保に向け、連携して対応していくことにしています。


これが、いかに理不尽なことなのか良くわかります。

緊張は高まっているが、戦闘などが起こる状況にはなく、閣議決定の前提を覆すような大きな変化はないとしています。

この認識は一体全体どっからくるのでしょうか?

目ん玉ついてるのでしょうか?

情報収集しているのでしょうか?

頭がクラクラしてしまいます。

そしてもう一つ

こうした活動で得た情報は国土交通省を通じて日本関係船舶の運航者に伝えるなど、関係者と共有するほか、アメリカや関係国とも共有し

活動で得た情報をアメリカとも共有って公式にアナウンスするって、これがどういうことを意味するのか解って言っているのでしょうか?

イランが日本はアメリカと共に行動を起こしたと考えても何らおかしいところはありません。

こうなってみるとですよ、この大義のないアメリカに世論を味方に付けて援護するのは難しそうだから

取り敢えず、調査・研究なる名目で閣議決定で出動させておいて、

アメリカには日本はちゃんとやることやってますよという体裁を整えたのではないでしょうか?

だとしたら、日本の国民は全員何も知らされずに調査・研究なる大嘘にまたもやまんまと騙されて、あろうことか閣議決定だけで自衛隊の方々を危険にさらして全く大義のないアメリカを援護しているような形になっていないのでしょうか?

しかも、戦闘などが起こる状況にはない場所への調査・研究という名目ですから、いざという時に戦うための装備や編制や法律による後ろ盾も充分どころか殆どないわけです。

本当に無責任極まりないです。

更には、この状況において、マスコミや言論人は一体全体どうなっているのでしょうか?

解っている筈なのに何故そこから批判の声が全く上がらないのでしょうか?

今の所攻められてはいないですが、この国は実は既にもう本当に恐ろしいどうしようもない状況であるような気がします。



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