一つの解釈
を読ませて頂いて
恥ずかしながら、中原中也さんの 一つのメルヘン と言う作品を多分はじめて読ませて頂いた自分なりの今の感想を述べたいと思います
水は多分最初から流れていたのではないのだろうか?
でも、中也さんはそれを水だと認識できなかった
蝶に意識を向けてその蝶がいなくなってはじめて
水の存在を確認した
もしかすると水は何かの暗示なのかも?
秋の夜は はるかの彼方に
だから
秋の夜はなにを意味しているんだろう?
多分、それはもう手の届かないところにあるのだろうか?
時間的にも空間的にも?
彼方に意識を飛ばして、瞬間的に現実に意識が戻ってくる?
それとも
時の彼方から、浦島太郎のように気付かぬうちに今になってしまったのか?
色々な解釈ができる作品だと思います