ハイウェイのハンバーグ/240613
110円の乾杯ドリンクを頼んだら小さな伝票入れで店員さんが早口で「今日もお疲れ様でした!」とカチンと乾杯してくれた。ポケモンセンターで預けた手持ちのポケモンが回復するくらいの速さで呪文の様に唱える乾杯の温度。コンビニエンスな優しさ。
じゅわっとひろがる肉汁とこの肉肉しさでいえばさわやかに勝てるものはないと思う。ホテルからインターまで20分歩いてよかった。
ステンドグラスが灯るテーブル、カントリーな花柄のカーテンの奥にはガソリンスタンドと大型トラック。
青森美術館のハンス・オプ・デ・ベークのロケーション(5)を思い出す。たまにあの場所に帰りたくなってホームシックになる。
異国のような窓の外の夕暮れを眺めていたら、なんだかものすごく遠くまで来てしまった気持ちになった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?