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天岩戸の神話が教えてくれた起業に大事なこと

女性起業家の育成に関わらせていただいてると、「まだ経験がないから」「実績がないから」「私にはできないんじゃないか、、、」なんて言葉を聞くことがあります。
たしかに、今までやったことないことって怖いですよね(汗)それは私も一緒です。でも、できないところがある。だからこそ強い!って思える話が日本の神話の中にあるんです。

こんにちは!成幸する女性起業家育成サポーター。トリノメライフの立石悦子です。

完ぺきなんてないと分かっていつつも、どこかで完ぺきを求めてしまって、そうじゃない自分に落ち込んでしまう、、、
( ;∀;)

うん、それは私にもあるところです。でも、だからこそ強さもある、というのが今日お伝えしたいことなんです。それが天岩戸神話に通じるお話。
▼前回の記事はこちら

太陽の神である天照大御神が天の岩戸の中に隠れてしまったことで、世界から光が消え、作物は育たない、病気が蔓延する。「このままでは大変だ。なんとかしてお出ましいただきたい。」八百萬の神様たちは集まって知恵を絞ります。

そして、ご意見番的存在の神様、思金神(おもいかね)のアイデアで、岩戸の外で始まったのが大宴会。芸能の神様、天宇受売命(あめのうずめ)は踊って盛り上げて、辺りが笑いに包まれます。

天照:
「どうして外ではあんなに楽しそうに笑っているんだろうか?」

あめのうずめ:
「天照様よりも、もっともっと尊い神様がいらっしゃったから、みんなで喜んでいるんですよ~♪」

笑い声とその言葉に、思わず戸を少し開けて外を覗いた天照が見たのは、八咫鏡(やたのかがみ)に映った自分の姿。

「これは・・・私自身ではないですか。」

その瞬間に、力持ちの神、天手力男神(あめのたぢからお)が天照を外に引っ張り出し、神事・祭具の神、布刀玉命(ふとたま)が、天照が岩戸の中に戻らないようにしめ縄を張ります。

そして、世界に光が戻ったのですが、、、

このお話が伝えてくれるのは、
1)高天原最高位の神、天照大御神ですら、完ぺきではない
何があっても心折れない、ということはなく、度重なるスサノヲの乱暴に心を閉ざして引きこもってしまうこともあるんです。


2)一人ひとりは小さくて良い
そして、八百萬の神が知恵を出し合い、助け合ってこの困難を乗り越えるための解決策を考えます。誰か一人が万能のヒーローなのではなく、それぞれに得意なところを活かして力を合わせることで危機は超えられます。


3)外に目を向ける力を与えたのは笑い声
笑う門には福来たる。これは正に言葉の通り。先が見えない暗い中でも、喜ばせ、楽しませることは、どんな困難も乗り越える大きな力になります。


4)最後の決め手は自分。
天照が、岩戸の外にでる最後のきっかけは鏡に映った自分自身の姿でした。
そう、どんな時も、誰の力を借りたとしても、最後の最後に一歩踏み出して状況を変えるのは、鏡に映った自分自身。自分なんです。

誰しも完ぺきではない。一人ひとりの力は小さくても、合わせていくことでどんな困難も乗り越えられる。その時に必要なのは、笑いであり、喜ばせよう、楽しませようと思う心。最後は自分自身。

これが天の岩戸の神話が伝えてくれるあり方であり、祭りの起源なんです。

このお話を聞いた時に、私はなんだかとてもホッとしたと言うか、、、
神様というと、万能な気がするじゃないですか。だけど、そうではないし、それで良いんだなと思ったんです。

しっかりしていないといけない、完ぺきでないといけない。私よりもあの人の方がよくできる。もっと知名度がある、知識がある人が、、、

とくに起業初期は回りが気になりがちだし、無意識に比較をしてしまいます。でも、神様ですらこうなんだから人間の私達はそりゃそうよね。と思ったら、気が楽になりませんか?(^^)

私達には、完ぺきじゃなくても困難を乗り越えていく力がもともと備わっています。だからこそ力を合わせていけばいいじゃないですか。
そんな思いで、今日も女性起業家の方のサポートをさせていただいています。

トリノメライフ 立石悦子
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#女性起業家#日本神話#起業サポート#古き良き日本#未来を切り開く


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