「ももすももす」に出会ってしまった。
2月は「ももすももす」ばかり聴いていた。
最高だった。
「ももすももす」はソロ・シンガーソングライターの名前で、2月13日、シングル「木馬」でメジャーデビューしたばかりだ。
1995年9月11日生まれ。23歳。(2019年現在)
埼玉県川越市出身。
ぼくがはじめて出会ったのは2月で、TBSラジオでふいに『木馬』が流れて、もってかれた。
声だけ聴くとアニメ声すぎるんだが、ずっと聴いてるとクセになるボーカルだ。歌詞の少しゆがんだ世界観と合う。
カップリングの「Confession」がさらにいい。
冒頭の歌詞とメロディーが心地よくて、リピートし続けて聴ける。
海から巨大生物が
現れて 僕を襲おう時には
あらゆる絶望に食い尽くされているから
もう食べられるところはないんだ
ここの「♫きょだーい、せーーいぶーつが」
の「生物」のところが特にいい。
よくここに「巨大生物」なんて歌詞を差し込んだなと感心する。
すごく、初期のチャットモンチーを思い出す。
誰も言わないと思うけどあえて言う。
それは、曲のメロディーラインの個性だったり、それに乗っかる歌詞の独創性だったりが、チャットの2ndアルバムの『生命力』あたりの空気感がする。
歌詞はまだドラムの高橋久美子がいた頃の歌詞の世界観を彷彿とさせる。
あとは、なんといってもバンドサウンドの良さだ。
ボーカルが弾くシンプルなギターサウンドを軸にして、ベーシックだが厚みのあるバンドの音。
プロデューサーを調べたら、元ムーンライダーズの白井 良明。ベテランとの融合。
2018年にチャットモンチーと別れて、2019年にももすももすと出会う。
そんな運命的な出会いになるだろうか。
まだ2曲しか聴いてない。
胸のうちで熱く期待しながら、今後を聴き続けてみよう。
応援します、ももすももす。
コツコツ書き続けるので、サポートいただけたらがんばれます。