実物大の恐竜モデルに圧倒!福井恐竜博物館を訪れる(画像多め)
9月某日の早朝、子供達を乗せて夫が運転する車は福井へと出発した。
夏にリニューアルされた恐竜博物館へ行くためである。
何故夏休みの終わった9月に?と疑問に思われるかもしれない。
本来、夏休みの家族旅行には、中部地方への旅行を計画していた。しかし、旅行2日前に夫が発熱し(診断はただの風邪だったが)家族旅行はあえなく中止となっていたのだ。
その穴埋めにと、9月の連休に旅行をと夫からの提案があった。
大阪から車で行ける距離でということで、真っ先に思い浮かんだのが【恐竜博物館】である。
これから行こうかと考えている方の参考になればと思い、今回の旅行を思い返して記事化しました。未就学児がいる家族目線での記事となっているので、その点をご理解ください。(博物館は常設展示のみの紹介です)
いざ!福井へ
福井までは休憩を挟んで3時間半〜4時間弱の道行きである。
朝6時出発のため、子供達はしばらくすると車内で寝入ってしまった。その間に夫は高速道路を休みなく走り距離を稼いでいた(途中数分のトイレ休憩挟み)。
ようやく子供達が覚醒した頃、福井県に入った我々は、遅い朝食を取るために北陸自動車道の南条PAへとハンドルを切った。
車を降りた子供達はひときわ目を輝かせた。なんと!動く首の長い恐竜がいたのである。さすが恐竜王国福井。恐竜推しに余念がない。
食堂でお腹を満たし、お土産売り場でこれが欲しいと騒ぐ子供達を宥めつつ、車
へと戻る。
ここまで来ると、目的地までもう少しである。当初お昼ご飯を食べた後の時間にチケットを購入するか迷っていたのだが、予定よりも早く着きそうだったのでお昼前の時間指定チケットをWEB購入した。常設展示観覧券1000円。(しかも未就学児無料)安すぎではないだろうか。
ちなみに、発掘体験やツアーもついたチケットもあるのだが、今回子供たち2人が未就学児ということで、多分難しい話聞いても退屈だろうなぁと思ったため、通常観覧のみの購入である。個人的に発掘体験もしてみたかったのだが、それはまた別の機会にすることにしよう。
恐竜博物館へ!
恐竜博物館へと向かう道路脇では、ティラノサウルスの像やらいろんな看板がお出迎えしてくれる。
さすが町をあげて恐竜を推しているだけはあるなぁと思いつつ、駐車場へ。この日は日曜だったこともあり、すごい車の数だった。敷地の奥へと案内され、博物館まで少し距離のある遊具横の駐車場に停まった。
車を出て最初に見えた遊具に目を見張る。なんと、遊具まで恐竜!?
子供達は博物館そっちのけで遊具に夢中である。
さて、しばらくの間遊具で遊んだ子供たち。いよいよ博物館入館の時間が迫ってきた。途中遊び場を見つけ、遊びたそうにする子供たちの手を引き、駐車場から階段を登ると、綺麗な外装の恐竜博物館が目に飛び込んできた。
電子チケットを入り口で係の人に提示し、ゲートをくぐる。すると、最下(表示的には1F)フロアへと向かう長いエスカレーターが我々を出迎えた。博物館は地下から上がってくるように展示を観覧する順路になっている為だ。
エスカレーターを下り直線の通路を抜けると、ドーム内の展示室が現れる。中央には動くティラノサウルスレックスが、我々を出迎えるかのようにこちらを睨んでいるではないか。
恐竜好きの次男だが、動くティラノサウルスが怖かったのか、夫の抱っこから全く降りようとしなかった。(そういえば、PAの動く恐竜も離れて見ていた)
最初のフロアには、動くティラノサウルスの他にも、さまざまな恐竜の動く姿が映し出される向かい合った大型ディスプレイもあったり、子供達だけでなく大人も見入ってしまう。その周りには数えきれないほどの恐竜の骨格展示や動く恐竜の模型もあり、一つ一つじっくりと見てまわろうと思ったら、日が暮れてしまいそうだ。
人ひしめく中、子供たちはお構いなしに先に進んでいくので、写真に収めるのにも一苦労。「これは?」「これ、みたことある!」と騒ぎながら進んでいく子供たち。
恐竜の骨や模型の他に、地層や鉱石など、恐竜時代に関連した展示もあり、興味深く見学した。
もっとじっくり見たいところだったが、子供達が飽きてしまうため、足早に抜けることになり少し残念だった。しかし、恐竜好きにはとてもお勧めできるスポットであるのは間違いない。
余談だが、博物館は吹き抜けのドーム状になっているせいか、子供達の騒ぐ声がめちゃくちゃ反響する。子供達はそれが面白かったのか、大きな声を出す場面もあった(スミマセンでした💦)
作業見学やアニメ映画鑑賞もあるよ
ドーム状の展示室の他、採掘された化石のクリーニング作業をしているところを見学できるブースや、アニメ(観ていないのでうろ覚えだが、私達が行ったときは「かいけつゾロリ」だったような気がする)の上映などもあって、展示以外にも楽しめる。
新館へ進むと、地下に大きな福井の恐竜のモニュメントがあったり、四方をディスプレイで囲んだ部屋で、恐竜時代の自然と恐竜たちの映像が見ることができる。子供達に大人気のエリアだった。
9月に新種の恐竜だと判明した「ティラノミムス・フクイエンシス」の化石の展示もあったので、是非そちらも見てほしい。
一通り観覧した後、ミュージアムショップでお買い物。隣にレストランがあり、順番待ちの列ができていたので、レストランに入りたい人は先に予約番号を取得してからショップで買い物することをオススメする。
館内レストランには恐竜にちなんだフードメニューも
博物館限定アニアフィギュアや喋る恐竜を買ってもらった子供たちを連れて、レストランの順番が回ってくる間、同フロアの休憩室で暫しの休息。
この時点で、親は長時間の次男の抱っこにより少し疲れている。
休憩室に入って10分程経った頃、順番がそろそろ回ってくると確認した夫(スマホで確認できるらしい)の声かけでレストランへ向かう。
レストランの注文は、設置されているタッチパネルで商品を選択し、その場で支払うスタイル。支払いを済ませると番号が書かれたレシートが出てくるので、受け取り口のディスプレイに出来上がり番号が表示されるのを待つだけである。
注文を任された私は、ここぞとばかりに限定スイーツを注文するのであった🤭
博物館以外のお楽しみ
お子様連れだと、博物館の外にある公園の他に、駐車場横の「かつやまディノパーク」も楽しめる。
パーク内の林道を徒歩で回ると、林の中にいるさまざまな恐竜たちのディスプレイを見ることができる。
その他、バスで林の中を通って大型昆虫(のディスプレイ)を見て回る昆虫アドベンチャーなど、少しレトロなアトラクションもある。幼稚園児は大きな昆虫たちに喜んでいたので、小さなお子様には(虫が嫌いでなければ)オススメである。
今回ちゃんと見ることができなかったのだが、JR福井駅前にも恐竜がいる。この10月に新しい恐竜スポットが増えたとのことで、これから旅行を計画されている方はそちらも予定に加えてみてはいかがだろうか?
最後に
以上、福井恐竜博物館への家族旅行を紹介しました。子供達も大喜びで、私たちも家族の新しい思い出ができました。恐竜好きな方や子供連れの方にはぜひ訪れてみていただきたいです!
ちなみに、福井で1泊した帰りは滋賀にある、たねやクラブハリエの「ラ コリーナ近江八幡」に寄って帰りました。自然あふれる素敵なお店でした。
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