「どうせ私はバカだから!」 3D人間にさせない親の心得
今回の鳥居りんこサイゾーウーマン連載コラムは
「中学受験、『突然かつ非情』な偏差値暴落――
『どうせ私はバカだから』娘の言葉に涙した母」
です。
https://www.cyzowoman.com/2019/07/post_243285_1.html
まあ、中学受験はちょっと特殊な世界なので
メンタル調整が大変なんですが
もし、我が子のことが、今はちょっと受け止め
きれないなって時があったら、是非、ちょっと
意識的に離れて、その分、適任と思われる人に
子どもへのアドバイスをしてもらうように
した方が結果、良い事が起きやすくなります。
塾の先生だったり、上の兄弟だったり
祖父母だったり、コツはですね、
「底」というか「地獄」を経験してきて
再び浮上している人に「苦しい時の乗り越え方」
という視点で、ちょっとした助言をもらえると
気持ちが楽になったりしますね。
親はね、受験でなくても、結構、マイナス評価を
子どもにしがちなんでね、それが重なると
3D人間が形成されていくわけです。
つまり「だって」「でも」「どうせ」という言葉を
駆使して、勝手にイジける人間ってことです。
ちょっとやってダメだったとか、はじめから
できっこないとか、できない言い訳を考える事を
優先するっていうんですかね。
こうなると、後ろ向きな発想になってしまうので
せっかく好きなことが見つかったとしても
進むよりも先にブレーキを踏んでしまうんです。
可能性がまだ無限にある若い時代に、そうなると
かなり狭いコースを歩まないといけないので
結果、不満が大きくなっていくような気がします。
親は基本的な生活習慣と命に係わる危険なことを
9歳までに教え込んだら、あとは徐々に手綱を
緩めるイメージで、子どもには「YES!」って
背中を押してあげることが3D人間を作らない
秘訣なんじゃないかな?って思う次第です。
もし、自分自身が「3D人間」として、形成済と
したならば、今からでも、自分だけは自分を
認めて、自分自身に「YES!」って声に出して
言ってあげられると、ひいては我が子にもすごく
良い影響があるような気がしています。
サイゾーウーマンコラムに戻りますと
夏以降の秋、メンタルが崩壊する受験生、沢山
出てくると思います。
是非是非、辛い時こそ「今が底」という言葉を
信じて、前を向いて欲しいなって思っています。
https://www.cyzowoman.com/2019/07/post_243285_1.html
↑鳥居りんこ・サイゾーウーマンコラム(2019.7.28付)
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