ソング《詩》
あなたの悲しみは まるで蜃気楼です
この手ではつかめない 音のないものですね
冷たい手をしていれば 心温かい人だと
でも震えているあの人に 触れるべきなのですか
もし誰かのために涙枯らしたとして
わたしは歌うこと けしてやめないのです
あなたの冷たさは まるで鋭いツララ
簡単に近寄れない 閉ざされた小さな真珠
あなたの悲しみは まるで蜃気楼です
この手ではつかめない 音のないものですね
木枯らしの日には ふと孤独を感じたり
でもうつむいたあの人に 何を求めればいいの
もしあなたのために何かできるとしたら
わたしは歌うこと それしかないのでしょう
あなたの冷たさは まるで鋭いツララ
簡単に近寄れない 閉ざされたオルゴールです
パンドラの箱の中に 希望が残っている
でも取り出したその瞬間 ぽろりと落としちゃいそう
もし誰かのために涙枯らしたとして
わたしは歌うこと けしてやめないのです
もしあなたのために何かできるとしたら
わたしあなたのため ひたすらに歌うのです
あなたの悲しみを わたしの歌声に
重なり合い響くこと いつまでも待っています
いつまでも待っています