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ユーラシア大陸横断日記35 フィレンツェ・ヴェネツィア

ユーラシア大陸を西へ西へ、中国の上海からポルトガルのロカ岬まで。
陸路・海路でユーラシア大陸を横断した、ユーラシア大陸横断(2008)の記録です。

ローマで大学の後輩と合流し、自分版のローマの休日を満喫しました。
このまま一緒に北上してフィレンツェ、そしてヴェネツィアへと進みます。

前回はこちらです ↓

寄り道フィレンツェ

フィレンツェへはローマテルミニ駅から列車でわずか1時間30分ほど。
フィレンツェの駅で降りるとまずは宿に向かって歩く。

今回はあらかじめ後輩の持ってきていたガイドブックで決めておいたユースホステル。

フィレンツェではサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋を楽しんで2日を過ごした。
天気がよくなくて、写真をあんまり撮っていないのが残念…

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↑ 短い晴れ間にやっとこさ撮れたドゥオーモ

ずっと1人の旅だったので、こうしてよく知った人と一緒にまわれるのは本当にうれしい。

後輩のイタリア滞在は1週間。もう半分が過ぎてしまった。
最後の2日はベネツィアで過ごすことにし、フィレンツェからこちらも列車でヴェネツィアへ。

水の街のヴェネツィア

列車が到着したのは夜だった。駅の外に出ると結構暗くてまわりはあまりよく見えない。
連日の雨のせいか地面がきらきらと光っている。と思いきや、あれれ?、目の前を船が通り過ぎていく。
石畳がきらきらと光っているんだと思っていたら、運河だった。

気付かずあやうくはまってしまいそうだった…あぶない 笑
なかなかびっくりで、少し歩いてみると海の上に小さな陸地がたくさんあって、それが街になっているみたい。

駅の近くのホテルにチェックインし、翌日はヴェネツィア街歩き。
サンマルコ広場を目指して後輩と一緒に歩いていく。

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これがなかなか大変で、入り組んだ道を歩き、水路に出て道がなくなって引き返し、また別の道を歩いて、、そんなことを繰り返していると、でっかい運河に出てしまった。

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目の前を、イタリアとギリシャを行き来する大きなフェリーがゆっくりと進んでいる。

7月に上海に来たときも、こうやって外灘を行き来する船を見てたなあ。
上海の熱気に包まれて旅が始まって、あれから3ヶ月以上たって、今こうやってイタリアでおんなじようにフェリーを見ているのはなんだか感慨深い。

いやいや、でも今は感慨にふけってる場合じゃなくて、サンマルコ広場に行かなくては!

そんなこんなで迷いまくってようやく広場に到着。一緒に大きなピザを食べたり、有名なティラミスをいただいたり。

ローマに始まりあっという間の1週間となった。
ヴェネツィアで2日間を過ごし、ほんっとうに名残惜しいけれど、いよいよ後輩ともお別れとなった。

帰りの飛行機に乗るためローマにもどる後輩をベネツィア駅で見送る。
ほんとうに夢のような時間…、ありがとう。

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自分は後発の列車で西へ進んでいく。
まずはヴェネツィアから西におよそ400km、イタリア半島を東から西に横断し、ジェノバへ。

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↑ (おまけ)とてもおいしかったシーフードパスタ

こちらに続きます ↓


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