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何故あと1台で止まる?

 自分が歩行者で横断歩道を渡る際、眼の前を走っている車の列がなかなか途切れてくれない状況がございます。
 ようやく最後尾が見えてきても、今度は対向車線側の車の列が途切れてくれません。

 それでも粘り強く待ってようやく両側の車の最後尾が見えてきて、さあ渡るぞと思った瞬間、その最後尾の車が私の眼の前で停まって、ドライバーがどうぞ渡って下さいと運転席から促して下さる方が時々おられます。

 いやいやいや、こちらはあなたが通り過ぎてさえ頂ければ堂々と渡れるのに、これでは私のせいで一人の人生の時間を数秒頂いてしまったという後悔の念が生まれ、結果的に家から出なければ、もっと言えば生まれてこなければよかったとさえ感じてしまいます。

 本人は良かれと思っての事でしょうが、「小さな親切大きなお世話」とはよく言ったもので、小金持ちがスーパーの特売品を大人買いしていって、
「まぁ〜、庶民どものために1〜2個残していってやるか」
 なんてするもんですから、残り1〜2個の醜い争奪戦が始まって、下手したら怪我人まで出ちゃって、これならいっそ全部持っていって欲しいですよね。

 そこへいくと野生動物はすごいものでして、たくさんとり過ぎてしまうと、来年の自分達のエサが無くなってしまうので、どれくらいなら大丈夫かちゃ〜んと本能で分かっているんですね。

 私も学ばなきゃなと思いましてこの間、公衆トイレの個室で用を足してお尻を拭こうかという時に、トイレットペーパーが残り少ししかなく、予備も切らしていたので、私が使ってしまうと次の人が困っちゃいます。
 しかし流石は世界に誇れる日本のトイレ。ウォシュレットでこれでもかと水で洗って、次の人にバトンを渡せました。
 バックパッカーの友人の話では、インドでは水と手でお尻を洗うのは当たり前だったそうですよ。
 日本もインドを見習いましょうよ。どうせもうじきGDPで追い抜かれますから。



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