Ⅳ力学 層間変位【一級建築士試験】
01.概要
層間変位とは、建物が水平量を受けた場合の床から床までの相対的な変位量のこと。内外装や設備などが壊れないかを検討するための計算。
02.出題形式
・三層構造物A,B,Cの水平変位δの大小関係を求めよ
・三層構造物A,B,Cの水平変位δの比を求めよ
・三層構造物の各層の水平変位が等しい場合の各層の水平剛性Kの比を求めよ
03.ポイント
・公式と手順を覚えていれば簡単な問題が多い。
・層せん断力とは、ある層に発生するせん断力の合計のこと。
・梁が剛体とは、梁が変形しないので柱の変位量が同じとなるということ。つまりδは一定となる。
・○階床に対する○階床(頂部ではない)の大小は?という引っ掛けがある。
・手順
①各層の層せん断力Qを水平剛性Kで割り層間変位を求める
δ=Q/K
②各層ごと、建物ごとの層間変位または水平剛性を比較する
δa:δb:δc または Ka:Kb:Kc
04.解説動画
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