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「億男」読んだ後/見た後と前とでお金考え方本当に変わるから見た方がいい。という話。

川村元気さんの「億男」という作品を知っていますか?

僕は元気さんが脚本を書いたドラえもんの映画を見てから、ものすごく感動して元気さんの作品を見出しました。その中で出会った作品です。

ネタバレは嫌いなので、実際にこの記事を読んでくださった方はぜひ一度本を買って読むか、映画を借りて見て欲しいのですが、とにかく、タイトルにもあるとおり見た後、読んだ後で、お金に対する価値観がすごく変わる作品。

終始、このお話のテーマは「お金と幸せの答え」です。

今回は特に響いた言葉だけ、自分が後から、人生がお金に支配されそうになった時に見返す用として記載しておきますが、お金のことでいっぱいいっぱいになっている方、お金大好きな方。

ぜひ響いたものがあれば、億男読んでみてください。

・「人間は信用にしかお金を払わない。クレジットカードの意味を知っているか?それは信用」

・「一万円の重さは1g、1円玉と同じ値段」なんと皮肉なんだ

・結局お金は愛よりも強い。お金は人を飲み込んでしまう。個性も思想も飲み込んで人を平均化してしまう。

・お金も幸せも実体なんて何もない。頭の中で動いたお金と本物のお金の違いなんてたいしてない。

・人間は欲望のために働く生き物。買えるであろう喜びを手に入れるために、お金を欲しがる。でもお金がもたらしてくれる喜びは長続きしない。その先にあるのは恐怖。お金持ちはお金を失う恐怖を、お金で打ち消そうとする。お金を貯めれば貯めるほど恐怖がどんどん強くなる。

・富は海の水に似ている。飲めば飲むほど喉が乾いていく

・人を信じる時にそこに計算はないはず。信用は不確実で不合理だ。騙されることは多いし、外れることも多い。だからこそ信じることができるというのは素晴らしい

・賭けという言葉は印象が悪い。でも何かに賭けるということは信用する、信じること。それは理屈抜きで素晴らしい。

・市場を支配しているのは数字ではなく、人間の心理だ。

・なぜたかが百億円で夢(会社)を売ってしまったのか。初めは思想や壮大な目的があって会社をつくったのに、いつしかその夢を高く売ることだけが目的になってしまった。夢、信用は一度売ったら買い戻しはできない。時間も二度と帰ってこない。お金は簡単に取り戻すことができるのに...

・お金と神は似ている。実体がない。人間の信用や信仰によって成立している。お金は人間の欲望を偶像にしたただの紙切れ。

・この世の中で人間が自分の意思でコントロールできないことが3つある。「死ぬこと」「恋すること」「お金」。その中でも死ぬこと、恋することは人間が誕生してからずっとそこにあったもの。お金だけが人間が作り出したもの人の信用を形にかえたものがお金。人間がそれを発明し、信じてつかっている。つまり人間=お金そのもの

・人生に必要なもの、勇気と想像力とほんの少しのお金

・お金と幸せの答えは

お金を得る=人からの信用がある=人を信用する(信じる)力がある=幸せである

お金があるから幸せではない。

ほんの少しのお金で想像力を働かせて世の中や人間の心情を知り、勇気をもって行動する。そして人を信じてみる。




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おいどん
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