今年は流石にアルビレックス新潟がJ1に昇格すると思ってた話
アルビレックス新潟がJ1で戦ったあの日あの頃が、「今は昔、竹取の翁というものありけり」くらい、今は昔感がでてきた(体感)。
J2に降格してからしばらく、新潟の試合を見逃し配信で視聴する時に、間違ってJ1のバナーを押してしまうという行為を何度も繰り返していた。
今ではJ1の試合を観ようとする時に、癖でJ2のバナーを押してしまう。J2サポとしての立ち振る舞いが鮮麗されてきた。
今シーズンの喜怒哀楽の波は、捻りのないシンプルなジェットコースターのよう。
最初は「13戦無敗」という、それはもう昇格を期待せざるを得ないスタートダッシュ。
それに加え、開幕戦で北九州に勝ったことで、「開幕戦のミクスタで勝ち点3を奪えば昇格する」というジンクスも味方する状況になったので、もう昇格する気しかしなかった。
例え前半に3点取られようが、俺たちはそこから4点取って逆転できる。そのくらいの勢いはあったと思う。
J1のクラブを応援するサポーター友人には、「来年一緒にビッグスワン行こうね」なんて言いながら愛想振り撒いてたし、
魅力的なフットボールを提げて、J1の舞台でも旋風を巻き起こすアルビレックス新潟を妄想したりしていた。
喜びとワクワク、試合が楽しくて仕方ない。
それが夏頃から、新潟相手に守備的に戦うチームが増えたことに比例し、勢いが失われ、下り坂となる。
気づけばJ1昇格への可能性が消滅していた。
シーズン終盤にはアルベルト監督の退任が発表され哀しみ、新潟から選手を引き抜く気満々なFC東京に怒る。
そして本日、田中達也選手の引退に涙し、今シーズンが終了。
今思えば、
付き合ってないのに2人でディズニーランド行って、夜のパレードを楽しむ意中の女の子の横顔を見ながら「あぁこんな楽しい日々をこの人と一緒にずっと過ごせるのかもしれないのかぁ」なんて思いにふけってたけど、その後しっかりと交際をお断りされた時から何も成長してないのである。
調子の良い時の数々の振る舞いで、いろんな方に今私は煽られるので、反省しなきゃいけない。
来年また、序盤から素晴らしいフットボールを披露したら、「俺たちは強い」と、もっと毅然とした態度で浮かれようと思う。余計なことは言わずに、ただ「強い」と。
私は「言霊」を信じているので、謙遜するよりは良んじゃない?と思う。
言霊を信じられるのは、数々の実績があるから。
まずは、これまで積み上げたものをブラッシュアップできる体勢を整えて、開幕戦に圧倒的な強さをみせてもらいたい。
「俺たちは来年も強い」