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アルビレックス新潟サポーターへ、よく分からないサッカー用語を解説してみた。【Vol.1~6 まとめ】

アルビレックス新潟サポーター有志で制作から印刷、配布まで行うフリーペーパー「AlbiWAY(アルビウェイ)」にて、「ゆるゆるフットボール講座」という、サッカーを観ていてよく分かっていない用語を解説する(あくまで観戦レベルで足りるであろう知識)コーナーを連載させてもらっています。

今回は今まで掲載させていただいたものを(Vol.1~6まで)をまとめてみましたので御覧ください。


ゆるゆるフットボール講座の趣旨

アルビレックス新潟のサポーターのみなさまに、なんとなくしか分かってないサッカー用語等を解説することで、

普段とはちょっと違った角度で試合を観ることができたり、

サッカーを深く知ってみたいと思ってもらえるような、

少しだけ踏み込んだサッカー観戦も楽しめるきっかけになるような役割をイメージしています。文字数が250文字程度と限られているので、すべては説明できません。あくまで知的好奇心を擽るような概要になるよう心がけています。



*以下、「
AlbiWAY(アルビウェイ)」からの転載となります。


Vol.1 プレッシング

『プレッシング』とは集団で相手の攻撃を妨げ、ボールを奪うこと。

相手のボールの進行方向を誘導する→ボールを奪う、という手順で行います。『奪う』ことに目が行きがちですが、奪うための準備である『誘導』にも注目してみると面白いかも。

アルビはどこでボールを奪いたいのかが見えてきます。具体的に注目してほしいポイントはというと、 

1.アルビがプレッシングを始める位置と、
2.ボールを持つ相手選手に寄せるときのアルビの選手の体の向き(どこに誘導したいのか)

の2点。

最初はこのポイントを押さえれば、サッカー観戦がより楽しくなるでしょう!


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Vol. 2 トランジション

トランジションとは、ボールを奪った後や失った後の短い時間帯を指します。

サッカーは攻撃、攻→守(ネガティブトランジション)、守備、守→攻(ポジティブトランジション)の4局面が常にサイクルしていますが、優れたチームは攻守だけでなく各トランジションもキチンと整備されているのです。

トランジション時の振る舞いはチームによって様々。例えばネガティブトランジション時、新潟のように素早く奪い返しにいくチームもあれば、自陣ゴール前を固めるためにポジションに戻るチームもあります。

トランジション時の振る舞いにもチームのカラーが出てくるので注目してみましょう。

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Vol. 3 幅と奥行き①

アルベルト監督のサッカーを語る上で重要なキーワードでしょう。幅は横の、奥行きは縦の距離感の概念です。

「幅と奥行き」がなぜ重要かというと、ボール保持時、相手の陣形にスペースを創出し、新潟の選手がプレーをしやすくするためです。

「幅と奥行き」がとれなかった場合、どうなるでしょうか。ボール保持時、新潟の選手間の距離が近い状態です。

すると相手は陣形をコンパクトに保ちやすくなるので、新潟の選手は周囲にスペースがない状態でプレーしなければいけません。

よって相手の守備網に引っかかりやすくなるのです。次回は「幅」にポイントを絞って見ていきます。

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Vol.4 幅と奥行き② -幅-

幅をとるとは、大外に選手をポジショニングさせピッチを広く使うことです。

大外に選手が幅をとっていることで、その選手をマークすれば中にスペースができる状態となります。

幅がない状態、つまり選手11人が中央に寄った状態だと、相手(守備側)が横にコンパクトに陣形を維持し、同時に複数の選手をマークすることが可能になりスペースのない状態が生じてしまいます。

例えば新潟の左サイドだと、本間至恩選手がワイドに位置したり、本間至恩選手が中に入れば堀米選手が大外に位置します。

大外に選手がいることで相手がどのように困るのかを考えると面白いですよ。

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Vol. 5 幅と奥行き③ -奥行き-

『奥行き』とは、FWやウイングの選手が高い位置でプレー、ポジショニングできていることを指します。

奥行きが取れていれば縦方向にスペースを創出できます。例えば、ロメロ・フランク選手が相手のDFラインの裏に走るプレー。

このプレーは相手のDFラインを下げ、縦にスペースを創出し、高木選手がボールを受けやすい状況を作っています。

逆に奥行きが取れていない状態とは、自チームの選手が縦に近い距離にいることを指します。

相手(守備側)が縦にコンパクトな陣形を維持し、同時に複数の選手のマークが可能になることでスペースのない状態になっているのです。


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 Vol.6 即時奪取

新潟のネガティブトランジション(攻→守の切替時)のコンセプトは「ボールが奪われたらすぐに奪い返す」です。これを即時奪取と言います。

即時奪取のメリットは、高い位置かつ、相手の陣形のバランスが崩れている状態で攻撃を開始できること。

即時奪取の大事なポイントは、奪われた瞬間のポジショニングです。攻撃をしている時でもボールが相手に渡った瞬間の事を考えてポジショニングしなければいけません。

今日の試合、相手のゴール前でボールを持っている時はボランチの二人を見てみましょう。相手ボールになった時のことを考えたポジショニングをしているはずです。


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定期的にまとめていきますので引き続きよろしくお願いいたします!

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