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全力でやったことに対して失敗という言語はなりたつのか?
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知多半島の南端
南知多でワイン葡萄栽培を始めて
もうすぐ半年を迎える。
片道70キロを
来れば来るほどわからなくなり
来なければ来ないで不安になる
はたけというフィールドは8年目
ざっくり大きく分類すれば
そこまで遠くないと思ってたけど、
実際フタを開ければ
まるで違うこと
わからないことをわからないなりに
ネットや本で調べ
人に教えを被りたくて
少し離れた人を訪ねる
正解はもちろんだが
一つではなく
調べて、読んで、聞いて
知識は増えるが
行動が定まらなくなる。
あの人はこう言ってた、
あの本にはこう書いてあった
あの動画ではこうやってた
情報を得れば得るほど
向き合うべき本当のことから
逃げてるのを感じる。
ボクらが
本当に、最優先に
自然の力と
少しだけ人間として寄り添えるところ
そんな部分を模索している
模索することすらおごがましい。
わからないこと
しらないこと
できないこと
これらを
認めた上で
寄り添うこと
最短距離は
確率論じゃないことも少しだけわかってきた。
葡萄栽培全体の何割かは
あまりよくない。
ただ、
良くないことを知れること
それが最短距離だと信じて
最高に大好きな人から受け継いだもの
最高に大好きな人たちと
最高なクラフトを作るまで
絶対諦めないし
もがきまくりたい。
「海」という単語が
まるで似合わないヤツですが
海を見ながら
波の音
対岸の島
でっかいタンカー
水平線
コンビニのサンドイッチとビール
磯の匂い
太陽の力強さ
時間軸を感じさせてくれない
こんな環境を与えてくれたのも
「葡萄」から。
めいっぱい
もがいてみます。