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母親が亡くなって
もうかれこれ随分月日が経つ
そんなかあちゃんの相方、
ハンパなく見栄っ張りなオヤジ
そんな影響が
ボクと弟にはちょっとはあるのかも。
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母親のお通夜の時に
クッソ見栄っ張りの親父のくせに
お通夜が終わってみんなに助六を渡しまくってた
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ウチのかあちゃんは
商売してたっていうのもあるけど
本当にたくさんの人に見送ってもらえた。
商売してた喫茶店が
今のtoricafeの場所
お店の大半の席
お客さんがソファー席という大部分は
母親の喫茶店の時のソファーだ。
お店を始めた頃
ボクもそれなりに
自分の
やりたいこと
やりたいお店
そんな理想はあったけど
金銭的な面で
ほとんどかあちゃんの喫茶店で
使ってたものを使用した
面白いのが
そんな古びたソファーがお客さん的にはウケていて
ボクが選んで買った
北欧の椅子やミッドセンチュリーのソファーは
あまり評判良くなかった
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たくさんの人に見送ってもらって
親父はたくさんの助六を配り渡す。
親父に言った
『もうちょっといい寿司渡したほうが良くない?』
かなりきつい口調だったと思う。
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助六とは
いなり寿司と巻物を詰め合わせたものを、助六寿司といいます。助六とは、歌舞伎の有名な演目「助六由縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)に登場する主人公であり、演目自体の通称でもあります。
助六寿司の由来の一つに、助六の恋人である”揚巻”の名前にちなんだもの、という説があります。揚巻の”揚”を、油揚げに包まれたいなり寿司に、”巻”を巻物になぞらえ、この2つを詰め合わせて、揚巻と恋仲であった”助六”の名で呼ぶようになったのだとか。
揚巻寿司ではなく助六寿司と言うのも、江戸らしい洒落の効かせ方かもしれませんね。
また、助六が頭に巻いた紫のハチマキを海苔巻きに、揚巻を油揚げを使ったいなり寿司に見立てた、という説や、揚巻の名にちなみ、この演目の幕間に出すために作られた弁当であったからとも言われています。
お通夜でお寿司を食べる意味は?
身内が亡くなってから忌が明ける四十九日間、お肉やお魚を一切食べずに精進することが供養とさてきました。 そこで精進期間中でも堂々と食べることが出来るために、お葬式でも食べる定番のお寿司となりました
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知識がないボクは
親父に本当にくだらないことで当たってたんだなって。
見栄を張ることが好きすぎる親父がそんなことする訳ないよな
今日、叔父のお通夜だった
帰りに助六をいただいた
入院を3年してたとは思えない程
安らかな顔だった
ちょうど今帰ってきて
助六をいただく
おじさん、安らかに眠ってください。
助六美味しくいただきます。
#助六
#goallout