アゴ

顎関節症を長く患っている。特に右の顎関節には少し変形が入ってしまっているので、もはや噛みしめること自体あまりできない。相撲とかもう絶対取れない。そもそも右の永久歯に生まれつき欠損があったりして、右側が全体的に弱い。そのせいでしんどいことがいくつかある

ドリトライの和泉の逆。逆ドリトライ。

①うまく話せない
わたしがうまく話せないのは、顎関節症の影響もある。中学高校時代までは本当にサ行とかの発音ができなかった。頑張って話してたら少しずつ普通に近づいてきた気がするけど、そのせいでいっぱい話してばかりになってしまったかもしれない。でもいまだに発音できずにどもってしまうのは治せない!言いたいことも言えない!

②うまく笑えない
わたしがうまく笑えないのは、顔面の右側がうまく動かないからで、いまだに鏡の前で笑顔の練習をしている。aikoじゃないんだから。綺麗に笑える人って本当に羨ましい。

自分が気にしてるからか知らんけど、人の歯並び好きすぎる。笑った時に歯並びが綺麗だと見惚れちゃう。でも歯並びを気にして隠しちゃうのもなんか嬉しくなっちゃう。隣の芝生はいつだって青いし、あばたもえくぼに見える。
他人の非対称に愛着と安心ばかり感じている。左右の目の大きさ、頬の赤み、肩の上がり方。あと寛容さと厳しさ、自己矛盾とか。人がダメであればあるほど安心するし、ちゃんとしてればちゃんとしてるほど尊敬できる。俺は無敵。

③うまく歩けない
わたしがうまく歩けないのも、アゴから広がった体の歪みが影響しているはず。右足が前に出しにくくて、膝がいつも痛い。おじいちゃんじゃないんだからさあ。早く歩けないけど、まあそれは別に嫌いじゃない。

④うまく座れない
わたしがうまく座れないのもそう。骨盤が歪みすぎて平面に座るのがものすごくつらい。いつだって頬杖をついてしまう。でも頬杖自体はあまり嫌いじゃない。大体の場合、その方が目線を合わせやすい。そうでなくとも、人のことなんて下から仰ぎ見た方が大体うまくいくんだから。

⑤うまく眠れない
わたしがうまく眠れないのは、まっすぐに眠れないから。体の歪みに合わせて寝心地を調整しないといけない。だから誰かの前で眠りたくない。醜いから。でもお泊まり会とか子供の時にやっておけば良かったかな。おねしょ治すのめっちゃ遅かったから無理かな。

他にも、顔面が非対称すぎるからほんとはせめて常に左から見てほしいとか、身体が歪みすぎてベースの位置を下げられないのを許して欲しかったとか、顎や前歯を気にして舌があそぶ瞬間の醜さを見ないふりしてほしいとか、色々ある!!!全部アゴのせいだ!!!

身体の言い訳はこんなに簡単に、すらすら思いつくのにね〜かなしいね〜!ガハハ!また勝手に冬が終わるよ〜

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