【小説】ブリ村ゴキ右衛門一代記

~前回までのあらすじ~
 名門一族の末裔であったブリ村ゴキ右衛門は悪徳貴族のゴキ山一族の策謀によって故郷の村を追われてしまう。さらに最愛の妹ゴキ美の命を目の前で奪われたゴキ右衛門は復讐の鬼となりゴキ山一族を根絶やしにすることを決意する。
 修行のために訪れた街で酒屋の娘ゴキ子と恋に落ちたゴキ右衛門はゴキ子の酒屋がゴキ山一族の配下によって経営の危機に追い込まれていることを知る。ゴキ山一族の幹部の一人であるゴキ夫との壮絶な果し合いの末、辛くも勝利を収めたゴキ右衛門はゴキ夫の口から亡き父が改造手術を受けゴキ山一族の用心棒として暗躍していることを聞かされる。
 己の力不足を思い知り、また来るべき父との対決に備えるべくゴキ右衛門は東のゴミ山に住む武術の達人ゴキ蔵に弟子入りすることを決意し、一路東のゴミ山へ旅に出る。その道中で僧侶のゴキ江、盗賊のゴキ華、同じく盗賊のゴキ一郎、ゴキ二郎、ゴキ三郎、ゴキ四郎、ゴキ五郎、ゴキ六郎、ゴキ七郎、ゴキ八郎、ゴキ九郎、ゴキ十郎、ゴキ十一郎、ゴキ十二郎、ゴキ十三郎、ゴキ十四郎を仲間に入れ、ゴキ山一族の追手と闘いながら東のゴミ山を目指すのであった。










ぶしゅーっ ばしっ

『ブリ村ゴキ右衛門一代記』完

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