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結局誰から何を言われても最後は親が責任持って判断するのよって話
息子は3歳になっても単語が出てきませんでした。パパママも言わない。何かしらの障害はあるだろうと思ってはいたものの、定期検診で通っていた病院の先生は「特に問題がある感じではない」との判断。
とは言えプレ幼稚園に行ってみればよその子はめっちゃ喋るしちゃんとトイレも行けるし先生の指示にもしっかり応えられている。
うちの子と言えば自分の置かれている状況をまったく理解していないだろうことは明白。いろんな方に「自分の子とよその子を比べるべきではない」とは言われるものの、そんなレベルじゃない。
で、このまま他人の言葉を鵜呑みにして普通の幼稚園に入れるのは危険と判断し、市の発達支援センターに相談。そして検査。支援員さんが息子にいろいろな問題を出す。もちろん全然答えられない。結果、出来ることや理解していることが1歳半程度の状態で「何かしらの発達障害があります」とのこと。ですよねー。
幼稚園ではなく療育園に通わせてはどうですか?と助言され、「はて?リョーイクエンとは?」だったのですが、いろいろ調べたり聞いたりして助言通り療育園に通わせる事に。
息子のその後のゆるやか過ぎる成長具合を感じるたびに「あのとき無理やり幼稚園に通わせなくてよかった😱」と思ったものです。
障害を持つ子を持つ親なら必ずあると思うのです。よその子と違う道を選ぶべきなのかどうなのかを判断しなくてはならない時が。そして必ず迷います。どちらがこの子にとって正しい方向なのか。
とはいえ我が家のこれまでの判断がすべてが正しかったかどうかはわからないし、これからもたくさんの選択肢の中から正しいと思われる方向に子どもを導いてあげていかなければいけない。
まあ、選ばなかった道はもう2度と見ることができないので正しかったか間違っていたかはわからないんですがね。
だからこそ、自分の判断に後悔がないように正しく情報を集め、間違った言葉や知識に惑わされないことが大事かなと。
他人なんて無責任ですから。親切と思って聞いていたつもりが、次の日はまったく正反対のことを平気で言います。しょせん他人は他人と割り切らないとやっていけないこともあります。
ちなみに5歳の時に専門の先生がいる病院で「軽度知的障害、自閉スペクトラム症」と正式に診断されました。
子どものうちにちゃんとした診断をとる必要は無いとも言われましたが、自分の子どもの状態を親が知っておく事は大事だと我が家では考えています。その結果がいかなるものであろうと。
子どもの責任を取ることができるのは親しかいないわけですから。