全国的にも珍しい!?福岡県 香椎宮にて「鶏魂祭」が実施されました!!
みなさんこんにちは!日本一鶏肉研究所の片平です!、、いや~投稿がかなり間が空いてしまいました。皆さん本当に申し訳ございません!これからできるだけ頻繫に投稿して参りたいと思います!
私先日の9月1日にとある催しに参加して参りました。その名は「鶏魂祭(けいこんさい)」!え?けいこんさい?なにそれ?と思われた方も多いと思います。
鶏研や熊本チキンといった養鶏の業界(肉・卵含め)ではとったも大切な、催しであり、毎年欠かさず行っていますので、是非とも皆さんにも知っていただければと思いますので、今回はそのご紹介記事です!
鶏魂祭のある「鶏石神社」とは??
鶏魂祭があるのは福岡県の「香椎宮」にある鶏石(けいせき)神社という場所。HPにもありますが、鶏石神社の由来・歴史に関してご紹介いたします。
江戸時代の書物『雲根志(うんこんし)』によると、その死を憐れんだ僧侶によって、石になった鶏が祠におまつりされたことが起源と伝えられます。『韓詩外伝(かんしがいでん)』には「冠を戴くは文なり、足に距(けづめ)を持つは武なり、敵前に敢えて戦うは勇なり、食を見て相呼ぶは仁なり、夜を守って時を失わぬは信なり。」とあり、鶏は文武勇仁信の五徳に優れるとされ、またその鳴き声は神様の出現を知らせる特別なものと云われます。
鶏石神社は、鶏がたまごを産みそのたまごが孵化するように、形のないところから物事が成就する修理固成(しゅりこせい)の御神徳があるとされます。鶏をお祀りしている神社は全国に珍しく、例祭日には鶏に関連する企業の方も数多く参詣され、また、鶏は夜鳴かないことから子どもの夜泣きにも御利益があると言われます。
鶏石神社で行われる「鶏魂祭」とは?
鶏や卵を扱う方々のご参列のもと鶏魂祭という神事が執り行われてきました。現在も毎年9月1日に斎行され、私たちがいのちを頂くこと、そのいのちによって生かされていることへの感謝と鎮魂の祈りを捧げています。
実はこの鶏魂祭、鶏研の親会社「山内飼料(株)」が主となり、開催させていただいております。素敵な催しの大事な役割をさせていただいていることは大変誇らしいことだと感じております。
私個人としても、鶏や卵をはじめ、多くのいのちを口にして生きています。しかしその日常を改めて振り返り、真摯に向き合う機会は、そう多くはありません。大変貴重なだと感じました。
鶏にまつわる色々なものがあります!
今回香椎宮に行かせていただいたのは初めてのことだったのですが、本当に勉強になりました。是非来年以降も参加させていただきたいと思っております。
鶏への感謝や命の大切さを改めて実感し、今後の業務に今一度身を引き締めて取り組んでいきたいと思います。皆さんも福岡を訪れた際は是非とも「香椎宮」にご参拝くださいませ!