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青春18きっぷで「東京〜大阪」を楽に移動する方法
東京から大阪まで、18きっぷの定番コース
青春18きっぷを利用して、東京から大阪まで行く際は、JRを3社跨いで利用することになります。
東京からJR東日本で熱海まで、熱海からJR東海で米原まで、米原からJR西日本で大阪まで、となります。
若干はJR東日本から沼津まで直通する列車はありますが、基本的には、会社ごとに運行が分かれているため、今回は会社ごとに特集していきます。
なお、乗り換えが少ないパターンだと、東京〜熱海〜浜松〜豊橋〜大垣〜米原〜大阪、と言った乗換で、556.4kmを乗換4回、約10時間弱で結びます。
JR東日本「グリーン車」
東京〜熱海の間を「青春18きっぷのみ」で乗車できるのは「ロングシート」とJR東日本の車両にありがちな「硬いボックスシート」のみです。
追加料金を払うとグリーン車に乗車できます。特急並みのリクライニングシートで快適に移動できます。
宇都宮線・高崎線からの直通利用もできますし、横須賀線・総武線からの乗り換えでも1枚のグリーン券で乗車可能です。
JREポイントを使うと、Suicaグリーン券が通常600ポイントで交換できます。JRE BANKの特典を使ってもいいかもしれません。
東海道線では沼津まで利用できます。(熱海〜沼津を運転するのは本数が限られます)
JR東海「ホームライナー」で快適に!
沼津〜浜松
ホームライナー沼津・静岡・浜松に乗車すると、追加料金330円で沼津〜静岡〜浜松を特急型車両で移動できます。
列車によって運行区間が異なります。平日運転で、朝夕のみのため、東京〜大阪の移動では使いづらい列車も多いです。
なお、この区間は「静岡ロングシート地獄」と呼ばれることもありますが、もともとライナー車両として使われていたクロスシート車両も運用されています。
ホームライナー〇〇の、〇〇部分は行き先です。
【下り】大阪方面
【上り】東京方面
名古屋〜大垣
なお、名古屋〜大垣も「ホームライナー大垣」が運転されます。
こちらも平日運転です。朝の名古屋行きと夜の大垣行きの2往復のみの運転です。
東京大阪間の移動には使いづらい時間帯です。そもそも豊橋〜大垣は新快速や特別快速が直通しているので、わざわざ乗る必要性は低いかと思われます。
JR西日本「Aシート」
この区間の新快速はクロスシートで、乗り心地も悪くありませんが、新快速の9号車には更に「Aシート」が連結していることがあります。特急並みのリクライニングシートが利用できます。
野洲・草津〜姫路・網干で運転しています。米原からは運転していないため、大垣方面からの利用では、米原から直通する新快速の方が便利ですので、やや使いづらいかもしれません。
途中下車の観光と組み合わせるならありかもしれません。
なお、840円の指定席券を購入すれば、青春18きっぷと併用ができます。
「新快速[Aシート]チケットレス指定席券」は青春18きっぷと併用できません。
この記事は2023/8/4にtoemikke.comにて公開されたものを再編集したものです。