人と比べることで心が疲弊したら身の程を知れば楽になる
先日、職場の回覧物の中にちょっとした「読み物」があって、『疲弊』という文字を目にした。『疲弊』(ひへい)が進行すると、心の健康が損なわれることがあるみたいだ。
人は周りの人と自分をつい比べてしまう…心の健康が損なわれてしまう。
その記事の中には、自分の「立ち位置」、つまり、自分の能力をはかる指標として周りにいる人達と自分を比べる傾向にある。
良い意味でいうと”ライバル意識”みたいな感じ。でも、過剰に人と比べてしまうと多大なストレスとなり、「心の健康」に悪影響を及ぼしてしまう。「人と比べる」ことに疲れっきってしまう。
人と比較してしまうということは…
・他人の優れている部分
・自分の劣っている部分
を比較してしまうということで、
・落ち込み
・自信喪失
・嫉妬心
のような心境になってくる。
『疲弊』している時とは、以上のような心境が度重なり、”他人が羨ましい”とか思う気持ちが、徐々に”自分が情けない”と思うようになってきてしまう。つまり、これが「人と比べることに疲弊していきている」ということ。
・・・
今思えば以前の私も「人と自分を比べること」に疲弊していた。
僕も若い時はとても他の人の成績が気になっていた。でも、今になって思えば自分の実力は中の下程度。「身の程」が分かっていなかったのかも。
当時の自分を客観的に評価してみると、
・とても優秀
・優秀
・普通
・やや普通 ⇒ この部分ではないか
・悪い
・とても悪い
そんな感じゃなかったかな。そーすんなり受け入れられずに優秀な方たちに張り合ったりして。
「自分はこんなもんじゃない!」
「たまたま、運が悪いだけ!」
って思い続けていたような記憶がある。
・・・
たまには「人と比べること」休まなければならない。
「人と比べること」を休むということは
「集中することを見つける」
「頭の中を空っぽにする」
「比べることを考えない時間を作ること」
「休日にゆっくりと過ごす」とはちょっと違うのかなって思う。
・・・
「羨ましい」という気持ちを受け入れることとは、
「人が優れているから嫉妬する」
「自分が劣っているから自信をなくす」
ではなく、自分の羨ましく思う気持ちを素直に受け入れること。
「その人のようになりたい!」
を素直に目標とすること。
そして「身の程」についても、客観視することで、今後の自分に足りないものを教えてくれる。
つまり、「身の程を知る」ということは、「自分のことを正確に把握して、自分に足りないところを改善したり、補っていく 上でまず一番にやらなければならないこと。とても大事な作業。
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