テストステロンを下がるのを食い止めろ!
本日の論文は、2020年のイラクと中国、エジプトの共同で行われた研究(R)です。
アルミニウム(Al)が、体内に取り込まれることによって起こる、酸化ストレスで精巣損傷を誘発することは前々から言われていたのですが、その酸化ストレスによる精巣機能をブロメラインってプロテアーゼが軽減しますよって動物実験です。
ブロメラインを経口投与されたグループは、投与されていないグループと比べて。ホルモンレベル(テストステロン、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン)の上昇、精子の質に改善が見られたそうです。
なんだ動物実験がと思われた方もいらっしゃると思いますが、過去の実験でも体内の酸化レベルの上昇で、テストステロン値の低下の研究(R)もあります。
これは、タスマニア大学の研究(R)で、6日間の自転車レースに参加している人に対して実施されています。
参加したのは、平均22歳の15人に、ブロメラインを1000mg/dayで摂取しております。
試験は、ランダム化二重盲検プラセボ対照試験で行われています。
結果なんですが、ブロメライン摂取グループは、レース期間全体でテストステロン濃度を維持する傾向がありましたとのことです。
つまり、長時間の高強度の運動の酸化ストレスからテストステロンを守ったわけです。
これは、主観なので参考なんですが、疲労感も、ブロメライングループで低かったようです。
前にブログでも書きましたが、ブロメラインはパイナップルに多く含まれるので、マラソンや長時間のトレーニングを行った際のトレーニング後の栄養補給は、パイナップルを食べてみてはいかがでしょうか。
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