筋トレ好きも彼女、彼氏が作れる！…かも

本日の論文は、2021年中国の湖南医科大学の行った研究（R）です。
成人期の初期のマウスに対して、腸内細菌由来のトリメチルアミンN-オキシド（TMAO）の曝露は、成体マウスの海馬に影響して、社会的ランクを低下させ、性的嗜好を低下させたことを示したそうな。

トリメチルアミンN-オキシド（TMAO）は、心疾患、動脈硬化（1）の原因の一つと言われています。

作られる原理は、
腸内細菌（特に悪玉菌）は赤身の肉や卵に含まれる栄養素カルニチンやコリンをもとにトルメチルアミン（TMA）を作ります。
↓
腸管から吸収され、肝臓に運ばれたのちにフラビンモノオキシゲナーゼという酵素によって『トルメチルアミンN-オキシド』に変換される。
という原理で作られています。

もしかしたら最近、彼女、彼氏を作らない人が多いのは、このトリメチルアミンN-オキシドが、海馬に与えている影響で、性的嗜好を低下させていることが原因か一つかも…
トリメチルアミンN-オキシドが、一つの原因であるなら、対策をすれば改善される可能性はあるわけです。

まぁ彼女、彼氏はいらないという方もいらっしゃると思いますが、筋トレをするなら、血管年齢が若いと筋肉も大きくなったり、疲労回復も早くなりますので、トリメチルアミンN-オキシド対策をして、筋肉の成長を促してみてください！

トリメチルアミンN-オキシドは、大腸菌（2）などが作っていることがわかっていますので、増殖しないようにするための方法は、論文等で調べてみてください。
楽しくて調べる手が止まらなくなりますよ！
本当に腸内細菌は、面白いです！



調べるのはめんどくさいと言う方は、私がまとめた記事がありますのでよかったらどうぞ！
https://note.com/toreken_dragon/n/n48979bb442f1

ではまた！