マーケティングを「MIX」してみる
マーケティングミックスで考える
本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。
リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて
行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。
それでは本編に入ります。
今回は実際の「過去のニュース」から紐解く
マーケティングミックスの活用法という事で模擬的に
色々な手法を活用して最適な打ち手を探してみます。
#ゲーム回ですハイ
#勉強回ではないので読み飛ばして頂いて問題ないですハイ
#マーケティング初心者が適当にワチャワチャしてみるハイ (回)
今回の題材は、ちょっと前に実際にあったニュースより
「原油価格の下落により、リサイクル燃料が売れない」
といった内容をピックアップしてみました。
原油価格の下落
今でこそ原油価格は若干高騰してますが※2021年7月現在
事の発端は当時原油価格が下落していて「リサイクル燃料業者」が
困っているというよくあるニュースからです。
当時のインタビュアーの話では
「燃料を消費するお客様(電力会社など)が原油価格の下落によって
リサイクル燃料を使わなくなってしまって、直接原油の購入にシフト
して困っている」といった内容でした。
リサイクル燃料は製造コストが高く、簡単に値下げができない事から
頭を悩ませているとの事でしたが、ボクはこのニュースを観て
何点か「?」を感じました。
勘の良い方なら既にお気づきになられた
方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マネーゲームの実態
さて、ここで真っ先に気になったのは「売れなくなった原因」
としているものです。ニュースの中では、リサイクル燃料業者が
これを”原油価格の下落”と位置付けているという内容でしたが
そもそも昔から「原油価格はマネーゲームの一環」です。
つまり世界中の様々な人がこのゲームに絡んでいますので
リサイクル燃料業者にとっては『コントロールできない領域』
のはずなんです。
※コントロールできないとはどういう意味なのか
を知りたい方は下記からどうぞ
https://ameblo.jp/torayoshi626/entry-12654475617.html
なので、ここを”原因”にしてしまうと完全に打ち手がなくなります。
#税金が上がったから儲けが減ったと言っているようなもの
#PEST分析を参照してみよう
よって、もし本当にそこに原因があるのだとすれば
リサイクル燃料業者が真っ先に考えなければならないのは
「コントロールできない思考からの脱却」になりますね。
コントロールできる領域
ならばこの業者が自社でコントロールできる領域は
どこに潜んでいるのかを考えてみます。
真っ先に思い浮かぶのは、そもそもリサイクルを推進している
企業なので「地球環境問題」への参入でしょう。
まぁTVのニュースですので、実際はどこまで真実なのかは
分かりませんが当時のニュース内では「環境問題」等には
一切報触れていませんでしたので
「環境問題に本格参入していない場合」を想定して進めますね。
#そんな事あり得るかな
環境問題への興味は世界中から注目されています。
ここで事業主が企業理念としてこれを掲げていれば、営業部門を始め
社員一同がそちらを向いて仕事をし始めますので「原油価格」という
問題はむしろプラスに働かせる事もできるハズですよね。
例えば「安いからといって環境問題を考慮しない化石燃料に切り替える」
事に抗議する化石燃料反対運動であったり
「リサイクル燃料を使えば環境問題に貢献できる」
こういったCSR活動は、むしろ「経済」の領域から抜け出し
「環境を考えるブランド」として不動の立ち位置を確立する
最も強い武器なのではないでしょうか。
心理的な問題
ただし、ここに「ある心理的問題」があると話は一気に変わります。
それが『その事業を始めようと思ったきっかけ』です。
簡潔に解説しますと、YouTubeであれ売電事業であれ
お金や情報や人の流れを度外視して
『何か儲かるらしいから』
『どこかから補助金が出るらしいから』
といった根拠で始めてしまった場合です。
このマインドブロックは結構強力に働きます。
前々回ボクが提案したMLM必勝法もそのほとんどの人が
「あーナルホドネ」っと言いながら多分実行しないと思います。
これはきっと自身の中で「始める事になったきっかけ」と
「実際の活動内容」の心理的乖離が大きく影響していて
『なんか・・・思ってたんとちゃう・・・』っとなる事が
このマインドブロックを引き起こす原因であり
簡単に変更できない理由でもあります。
つまり、件のリサイクル燃料の事業主がその事業を始めた
きっかけが「今始めたら儲かる!」といった心理で
起こしたのであれば「会社を存続させる為に」といった
内容への意識変革は難しいかもしれません。
変化していく未来
今でこそYouTubeも少しずつ意識は変化してきていて
「広告料を稼ぐ為にチャンネル登録者数を増やす!」といった意識から
「視聴者からダイレクト課金してもらうには」といったように
投稿者の意識が変わりつつありますが、とはいえここも結構
しっかりと設計していかないと「ダイレクト課金には成功したが
人数が少なくてとても生活できるレベルにない。。。」
といった問題は、これからそこら中でチラホラ起きる問題として
簡単に予測がつきます。
#近未来予報です
リサイクル燃料も売電事業もYouTubeもそもそも
「お金がどこから出ているのか」を一番理解しないといけない部分で
ここがフワッとしていると、簡単に神輿に担がれた挙句に
気が付けば担ぎ手がいない神輿だけの状態になってしまいます。
変わらないもの
繰り返しになりますが、ボクが扱う戦略はおよそ200年前から
人間が続けてきた「商売」の原点です。これは時代によって
「使うツール」がどれだけ変わっても、使っているのが
「人間」である以上、そうそう変化するものではありません。
#ただ例外もあるよ
#仮想通貨なんてものが成立するなんて昔は考えられなかった
これからも「変わらないもの」をテーマに
”とらよし”の挑戦は続きます!
今回はここまで。
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