[モダン]ネオブランドでLCT抜けてCCFボロ負けした話

どうも、トリニキです。
月に一度はnote書いていこう、とか思っていたのに気づけば2月でした。

というのも、元々ネオブランドの記事を書くつもりがラストチャンストライアル(LCT)に持ち込むかも、なら記事書くのはその後でいいのでは、となって意図的に遅らせていました。
当時は「かも」程度でしたが、実際に持ち込んで本戦権利獲得という結果は出したので良かったような、他の人への共有が出来ないという意味では良くなかったような…。

前置きはこの辺で、今回はタイトルの通り【ネオブランド】のお話。
具体的な話というよりは、日記的な内容になります。


LCTまでの経緯

デッキ選択

禁止改訂等を経て、結果的にモダンの環境が以下の3つをトップにした構成になりました。
・エネルギーアグロ(ボロス>マルドゥ>>ジェスカイ)
・脱出基地(ティムール>>白入り4c)
・エルドラージランプ(グルール>ティムール)
特に禁止改訂を経てもボロスエネルギーの強さは健在であり、ブン回られるとネオブランドでもどうしようもない盤面になることも。

「ネオブランドでLCTに出るとか正気か?」と当初は考えていたため、自分で回してみたいということもあり、グリさんに諸々パーツ(翼)を借りて脱出基地を触ることに。

これも含めて週末のイベント2回、デイリー2回で合計17戦程度回してみるもほとんど勝ち越しも出来ず。
当初からティムールよりも<ポータブル・ホール>や<セヴィンの再利用>を使える4cの方が良いと考え使用し、最終的には<思考囲い>まで入れた5cも試していましたが、どれも感触としていまいちでした。
なんというか、脱出基地というデッキが肌に合っていない感じ。
後から知りましたが、サイド後はタミヨウ+アノールによるクロパ的なプレイングをする場合もあると聞いたときは目から鱗でした、そんなこと一度も浮かばなかったヨ。

ということで脱出基地のプレイング自体が怪しく、またメタゲーム読みもあり、ひとまず2/2(日)の晴れTCで行われたラストチャンストライアルにはネオブランドで挑むことに。
2/7(金)の晴れ千葉でも、同じ理由でネオブランドを使用することになります。

LCTのメタゲーム予想

先にも書いた通り、現在のモダンは特に【ボロスエネルギー】、【ティムール脱出基地】、【グルールエルドラージランプ】が最大勢力となっています。それに次いで<害獣駆除>を擁した【エスパー眼魔】や【青単ベルチャー】【オルゾフブリンク】が続いています。
そんな中、今回のLCTという環境でのメタゲームは以下になると想定しました。
・【ボロスエネルギー】:相変わらずの最大勢力でマルドゥは少ない。
・【ティムール脱出基地】:カーン対策に<邪悪な熱気>を増やして打ち消しの総数が減る。
・【グルールエルドラージランプ】:結果を残す機会が増え、メインからカーンを採れることもあり使用者が多い。
・【エスパー眼魔】:<害獣駆除>入りのリストはLCT直前に結果を残しており、特に晴れTCでは入手が間に合わず使用者が少ない。
・【青単ベルチャー】は使用者の多くがエリアで抜けているため少ない(願望)。
・【オルゾフブリンク】:上位デッキに弱い囲いはサイドにしか採らない。

これらを踏まえると、<グリセルブランド>への対応策を持つのは青系のデッキか、サイドから入る数枚の対策札に絞られており、【ネオブランド】を使うにはうってつけの環境でした。

ということで、改めて【ネオブランド】で駆け抜けることを決意。

ラストチャンストライアル

1回目 2/2(日) 晴れTC

音速のドロップ、何をしに行ったかって?ラーメン食べに行きました。

<絡み森の大長>が久々すぎて、<野生の朗詠者>をセットでサイドインすることを忘れていて青マナを出せずにR1を落としています、酷すぎる。
他にも土地を全然引けなかったので、運がない日でした。

とはいうものの、当初のメタゲーム予想はそれなりにあっていて、上位卓には安定のボロスエネルギーと、思いのほか多くのエルドラージがいました。
眼魔も最終的に抜けているし、ベルチャーもいるしと厳しい相手もいましたが、初戦勝っていればうまく最大勢力勢と当たれそうな雰囲気でした。

2回目 2/7(金) 晴れ千葉

本題の2回目、なんとか勝って本戦権利獲得、ヒャッホイ。

1回目と比較してもかなり上位デッキが大量にいて、【ボロスエネルギー】はその最たるものでした。
SE1のお相手はスイス4連続でボロエネだったそうですし、基本的に左右か目の前には必ず1人以上いた気がします。
無論苦手な【青単ベルチャー】や【エスパー御霊】もいましたが、今回は運よく当たらずに済みました。
ちなみに、当日会場には【ネオブランド】が他に2人いて、1人がtop16、もう1人がtop8から1没でした。どういうことなんですかね。

デッキリスト

2回目で抜け、本戦でも使用したデッキリストはこちら。

トリ式ネオブランド・脱ドルイドの型

主なリストとの違い

<タッサの神託者>の採用
最近のリストはアンバーx2 + ソリンが多いですが、コンボ外での不要牌が3枚と多く第1メインで出す必要がある=グリセルの絆魂分が使えないこともあり不採用に。
オラクルの場合、上記3枚の枠をオラクルと<記憶への放逐>、<断れない提案>に変更することになり、オラクル以外の2枚はコンボ外でもスペルとして運用が可能なことから実質不要牌を1枚にまで減らすことが出来ます。

<勧楽の神、ゼナゴス>の採用
モダン民はテキストを知らないことが多いカード。
<暴走暴君、ガルタ>の能力で出すことで、ガルタが速攻トランプル24/24で走り出して対戦相手を踏みつぶします。
追加の<召喚士の契約>等が必要ですが、グリセルと違い自身のライフに関係なく使えるのがグッド。

<エラダムリーの呼び声>の採用
<アロサウルス乗り>を加える手段は、本来<召喚士の契約>と本体の8枚ですが追加で採用。これにより12枚+8枚の2枚コンボになり、初手7枚に揃う確率を50%程度まであげることが可能になりました。
その分<新生化>を使う際も3t目になる可能性が出てきますが、先手なら3t目でも十分間に合うこと、またゼナゴスやシルバーバレット的なサーチをする際にも使用できるため使い勝手は良いです。

サイドの<絡み森の大長>
上位デッキがサイド後にこちらへの対策として入れてくるカードは、どれも2t目にクリティカルになるものが多いため(先手時のオアリム、針、後手時の石の脳等)速やかに走り切れるように採用しました。
本来はメインにあることが多いのですが、リスト非公開なのに初手から公開するのはリスクが高いためサイドに。

ドルイドパッケージの不採用
トリ式で毎回採用していましたが、最近はスネアで消され、フレージで焼かれ、あげくサイドアウトしそびれたプッシュにあたることもあるため不採用にしました…哀しい。

正直他にも違う部分はあるのですが、とりあえずこの辺まで。
具体的な話は別で記事書く予定です。いつになるかな…

本戦

1-4ドロップ、残念!!

R1のG1で3マリした時点でお察しでした。マジックやっちゃダメな日。
それでも3t目トップ緑なら走れるところまで持っていきましたが土地を引き、返しに脱出基地揃って負け。
G3も1キルハンドに<呪文貫き>が刺さって負け、と良い所なし。
本来かなり有利な【ボロスバーン】にも3マリで負けるしで何も出来ませんでした。

とはいえ、【ネオブランド】で本戦に参加できたこと、対戦相手の叫びをたくさん聞けたことは非常に満足しています。
次の機会も可能なら【ネオブランド】で参加したいですね、メタゲームどうなっているか分かりませんが…もっというとフィーチャーマッチでブン回り姿を見せたいです。

小噺

今回LCTで【ネオブランド】がtop8に2人、1人抜けという話は知り合いにより早期に知れ渡り、X上で色々な声を聴くことが出来ました。
その中でも、デッキの生みの親の一人であるまつがんさんが反応し、リポストをもらえたこと、一生の宝物です。
海外プレイヤーも反応していたり、知り合いはデッキリストを探していたり(現時点でも晴れの掲載はない)、阿鼻叫喚の声だったり、色々と楽しかったです。

終わりに

今回はラストチャンストライアルを抜けることが出来た【ネオブランド】の話でした。
これを見て「【ネオブランド】触りたくなりました!」とかいう人がいたら、悪いことは言いません、一度寝てからもう一度考え直してみてください。
それでも環境に合っている、使いたいと思うなら止めませんし、もし気になることがあるなら聞いてくれれば答えます。

それでは今回はここまで、ではまたノシ。


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