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【詩】pool

プールに行きたいの~(´∀`*)ウフフ

と話したら、のんき過ぎると心配された

だっておなかが~(ノД`)シクシク

と嘆いたら、濃厚接触を求められた

なんか納得できないっっヽ(`Д´)ノプンプン 

と思ったが、悪くはなかったので(上から目線)

まあいっかと

クリーニング屋さんの前を通ると

シナモンでも撒いたかのような匂いが今日もして

昨日の気のせいではなかったみたい

ビニール傘が強風でひっくりかえった

風と傘をひっぱりあう

骨折れてるじゃん

でもまさか手を放して捨て置く趣味はない

風がゆるみ

なんとなくドームに戻してコンビニに向かう

閉じれなかったらどうしよう

どきどきしたけどなんとかなった

マスクを装着して店内に入る

朝ごパンと週プレをかごに入れる

夫は仕事の休みをとっている

週プレのために外出するのもたいへんでしょうと

いい奥さんだな~


中二の頃には水着になりたくないからと

その後は日に焼けたくないからと

学校の授業だけいやいや受けたけど

ずーーーっと海とかプールとかいかないし

新婚旅行は南の島で紐を結ぶようなビキニを着た

スタイルに自信がなかったわけじゃない(当時)

でもまたずーーっといかないだろうと思っていたが

子どもができたらチャリにも乗って海もプールもいった

子どもといると子どものときを思い出す

水中眼鏡もしない素潜り

プールの底の光のゆらめき

浮き輪につかまりただぷかぷかする

流れるプールを何周でもする

子連れだからできること

中年という妙齢女性一人ではできない

なんでやっちゃダメなんだろう

おばあちゃんになったらまた流れるプールでぷかぷかしよう



(おわり)


Special thanks to ぺんぎん🐧💙

中学生の頃、脳内が江戸川乱歩一人称にジャックされヤベエとなったことがありましたが、こちらは、ぺんぎんさんにジャックされて創作しました💙

🦌子にしてはかわいいでしょ?(・∀・)ニヤニヤ