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11月7日 トランプ再び大統領に選出 日本のマスコミが最後まで潮目を読めなかった理由

 昨日、11月6日の夜、ドナルド・トランプが大統領選に勝利した。
 ……早かったね。アメリカは開票に時間がかかるって話だったけど、すぐに結果が出たねぇ。

 トランプ再び大統領に選出……とタイトルに掲げたけれども、この話はしません。私は政治の話に興味も関心もないし、「トランプが再び大統領に」という話を聞いても「( ´_ゝ`)ふーん」ってな感じです。
 それに、これ書いているのは大統領選の翌日だけど、ブログに載るのは一ヶ月後(note版はさらに後)なんで、見る方からしても、今さらそんな話されてもな……という感じです(それを狙ってるわけですが)。

 私が今回の大統領選でいくばくかの関心を寄せたのは、「メディアの反応」のほう。

 Twitter(X)で拾った話だけど、こんなのがあった。なぜカマス・ハリスが敗北したのか? アメリカのテレビメディアではこんなふうに分析をしていた。

「最終的に見えてくるのは、大学教育を受けた人と受けていない人の間にある大きな隔たりです。労働者階級や非大学教育層がトランプを支持し、共和党支持に傾いている。これは大学教育を受けていない弊害です」

 おう、そうか。

 日本でも同じ反応だった。日本のテレビメディアは、アメリカのメディア以上にカマス・ハリスを熱烈に支持していて、直前まで「カマス・ハリス勝利」を信じていた。ノストラダムスの予言は必ず実現する! ……という勢いで信じていた。その彼らにとって、トランプが勝利したことに、かなり大きな衝撃と動揺をもたらしたようだった。

 しかし、私は大統領選の経緯をそこまでの関心を持って見ていたわけではなく、作業の横に流しているラジオ情報程度でしか知らないのだが、私が知る限り、カマス・ハリスが優勢だった頃……というのはごく最初の方だけ。トランプの対抗馬として脚光を浴びたその瞬間だけ。その後に見えたのはひたすらに馬脚。

 決定的だったのは11月4日ミシガン州で開かれた選挙集会で、カマス・ハリスの前に置かれたプロンプトが故障。なにを言っていいかわからなくなったカマス・ハリスは「選挙まであと32日」を繰り返し続けた。

 こいつ……ただのバカじゃないか?
 アメリカ国民もさすがにこの時気付き、幻滅した。政策ビジョンをまったく持っていないので、政策論の話をしても何も出てこない。それどころかどうやらパワハラ体質があるらしく、カマラ・ハリスの部下のうち90%は逃げ出した……という。日本で言うと(セクシー政治家で知られる)小泉進次郎とそう変わらない。
 私は政治にまったく関心も興味もないが、ラジオで大雑把に聞いた話だけでも、「カマス・ハリスはないな」と感じた。どっちのクソがましか……という話なら、トランプでしょう。

 ところが不思議なことに、日本のテレビ・新聞メディアは本気で「カマラ・ハリスが勝利する!!!」と信じていた。いま、テレビで熱心にやっているのは「なんで? なんで負けたの?」という話。
 頭の中でシミュレートしたものと現実が乖離する。その時、人はパニックに陥る。日本のマスコミは、今に始まった話ではなく、ずーーっと夢の中にいる。その夢が、一瞬だけ醒めかけた瞬間だった。でも、その夢から醒めたくないから、夢を見続けるための理由を語ってくれる人を探している(芸人のパックンがその役割を担ってくれそうだ。道化を振る舞うのが彼の役割だから、ふさわしいだろう)。

 お話しは、2016~2017年に遡らせよう。
 トランプが大統領になったのは2017年の年明けだったから、お話しのメイン舞台は2016年だ。この時の大統領選では、ヒラリー・クリントンと競い合っていた。

 この時も、アメリカのメディアも、日本のメディアも、ヒラリー・クリントン勝利を確信していた。テレビメディアが提示するデータはいつもヒラリー・クリントン優勢で、どの政治専門家に話を聞いても「ヒラリー・クリントン勝利確実」と断言していて、当時はトランプと言えば「泡沫候補の一人」と思われていた。
 ところが蓋を開けてみると、ドナルド・トランプが勝利。メディアの世界は大パニックだった。「なんで? なんで?」……その理由を探して、右往左往だ。

 実はヒラリー・クリントンは労働者階級から超嫌われていた。ただ嫌われていたのではなく、めちゃくちゃに嫌われていた。なぜかというと「見下し」。ヒラリー・クリントンは労働者階級をとことん見下していた。その見下しが態度にも発言にも出てくる。
 ある時、ヒラリー・クリントンはトランプ支持者たちに向かってこう言った。
「みじめな人たち」
 不思議に思うかも知れないが、マスコミはこれを“失言”とは取らなかった
 一方のトランプは最初の予備選挙に勝利したとき、こう言った。
「私は学歴の低い人たちが好きだ」
 どちらもマスコミがスルーした発言だが、ごく普通の庶民階級から見て、どっちのほうが好意を持たれるか、なんとなく察することはできよう。

 ここからはマイケル・サンデル教授の本『実力も運のうち』を引用しよう。

 イギリス、オランダ、ベルギーの社会心理学者のチームはある心理実験を実施した。高学歴のヨーロッパ人が、どんな人に対し差別的な態度を取るか……という実験だ。イスラム教徒、移民、貧しい、太ってる、目が不自由、低学歴――調査でわかったことは、高学歴の人々はこの中でも「低学歴」の人々を差別する。
 アメリカでも似たような調査が実施されたが、いま高学歴の人々は“見える形では”人種、性別、身体の病気といった人々に対し、差別的な態度は示さない。ただし例外に置いたのは「低学歴」。低学歴の人々に対する差別的感情を強烈に持っていた。
 ただこの件について、一つ注意しなければならない要件がある。高学歴の人々は、低学歴への差別を「差別である」とは認識がない。「差別している」と指摘されても、「何が悪いの?」という態度を取る。
「だって、低学歴って、自己責任でしょ。そういう人たちを差別して何が悪いの?」
 低学歴への差別は「正論」である。正論だから、殴っても許される。低学歴を叩くのは「正義の制裁」だから、正しい行いであるのだ……高学歴であればあるほど、この考え方に染まっていく。

 頭の中でシミュレートされたものと、現実が乖離していると気付いたとき、人はパニックに陥る。
 アメリカでは70%の人々が、“努力さえすれば”貧しい状況から脱出し、成功を獲得できると信じている。ヨーロッパで同じ質問をすると、これに同意する人は35%程度である。
 アメリカは挑戦者の国である。どんな貧しい人も、努力さえすれば成功をつかみ取ることができる――これは歴史がほとんどないのに関わらず、大国まで登りつめたアメリカという国の一つの神話でもある。
 しかし、実体はまったく違う。アメリカで1940年生まれの子供は、90%が自分の親世代よりも多くの収入を得ることができた。当時の社会情勢を考えると、そういうこともありうるだろう。ところが貧困脱出のチャンスは、現代、限りなく低い可能性になっていった。貧困層から上流階級にジャンプできる可能性は、数字にして4~7%。
 成功を掴むには一流大学への進学が必須の条件となっているが、今や難関大学のほとんどの学生が上流階級の出身だ。アメリカの難関大学に通う学生のうち、70%が所得規模上位4分の1のグループに入る。逆に所得規模下位4分の1のグループから難関大学へ入学する人はわずか3%。
 つまり「金持ちの子」が難関大学に入学し、エリートへの道を歩む……という流れになっている。
 アメリカの理想である「努力さえすれば……」は、とっくに幻想になっているのだ。

 かつての大学には大いなる偏見があった。学歴が優秀であっても、黒人と女子の入学が拒否されることがよくあった。一流大学の学生のほとんどが白人の上流階級出身ばかり。しかもそのお坊ちゃん達が優秀かといえばそんなことはなく、大学にやってきて彼らがやるのは「勉強」ではなく「パーティ」ばかり。大学の理念が損なわれている……そこでハーバード大学のジェームズ・コナントが革命を起こした。
 ジェームズ・コナントの掲げた理想は、それまでの階級や人種や性別にかかわらず、潜在的に優秀な人間を掘り出し、最高の教育を受けさせる……ということだった。
 そこでジェームズ・コナントが採用したのがSAT(大学進学適性試験)だ。SATはIQテストよりもその人間の潜在的知性をあぶり出すにの有効である……と採用された。
 ところがあっという間に「SAT攻略法」が編み出されて、今ふたたび一流大学は上流階級のお坊ちゃんだらけになってしまった。ジェームズ・コナントは敗北したのだった。

 アメリカ社会の上層部は、今はこういう一流大学を出たお坊ちゃんだらけで構成されている。数字で示すと、上位10%の人々が、アメリカの富の大半を手にしている。チャンスが与えられるのはこの上位10%の人々だけ。下層階級にチャンスが与えられるのは、わずか3%という世界だ。
 大統領選挙になると、テレビメディアで解説するのは、こういう上位10%の人々である。この上位10%の人々は、これまで書いてきたように、労働者階級への差別意識を自覚していない。そういう人々への差別を「正論」だと信じている。だからあらゆるデータから、労働者階級の意見を切り捨てて、自分たちにとって都合のいいデータを作ろうとする。エリート達の自覚なき“インナーサークル”がそこにできあがっていた。

 事実としてヒラリー・クリントンは、学士号より上の学位を持つ有権者から70%の投票率を得ていた(おそらくカマラ・ハリスを支持していた人たちも、高い学歴のある人たちだろう。事実として、「大学教育を受けた人であればカマラ・ハリスを支持するはずだ」と自分たちで言っている)。
 階級エリート達はこう考える――「自分たちと同じような優れた知性を持ち、良い趣味を持っている人たちは、みんなヒラリー・クリントンを支持する」と。
 テレビの世界も、当然ながらエリートたちが作る世界だ。だからこそ、より大多数である労働者階級がどういう気持ちを持っているのか、理解することができなかった。自分たちだけで作った小さなサークルの中しか見えなくなっていた。
 しかし現実はまったく違ったから、エリート達はパニックに陥った。

 この話はアメリカだけではなく、日本でも同じような状況になっている。一流大学へ通えるのは富裕層の子供ばかりになっていて、低学歴への差別意識を自覚できない。「学歴のない人は怠け者でしょ」――と平然と言える人々がエリート層の中心になっている。
 小泉進次郎みたいな人を見ると、なんとなく察するでしょ。一流大学を出て一流企業に入ってエリートの人生を歩んできたからといって、別に頭がいいわけでもない。何かしらの能力に秀でているだけではない。ただ親が金持ちだっただけ……そういうエリート様がいま天上世界に溢れ、「世論」を作っている(どうせ金持ちであるならば、せめてバットマンであればいいのだが)。これがどんな状況を作り出しているかは……後ほど。

 さて2024年。トランプが再び大統領に選出された。2017年に起きたことと同じ事が繰り返されただけ。ヒラリー・クリントンがカマラ・ハリスに変わっただけで、まったく同じ内容が再放送されているだけにしか見えなかった。
 それがわかっていたから、私の反応は「( ´_ゝ`)ふーん」しかなかった。
 エリート様達はいまだに夢から醒めてないのか……という呆れもそこにあった。

 もう一度、カマラ・ハリスが敗北した時の、エリート様の分析を見てみよう。

カマス・ハリス支持者 労働者階級がトランプを支持した 2024年11月6日
「最終的に見えてくるのは、大学教育を受けた人と受けていない人の間にある大きな隔たりです。労働者階級や非大学教育層がトランプを支持し、共和党支持に傾いている。これは大学教育を受けていない弊害です」

 ほら、再放送でしょ。

 なぜ日本のマスコミもカマラ・ハリスの敗北を予見できなかったのか……。それは日本のマスコミも、エリート達のインナーサークルの中にいたから。日本のマスコミは知性の低さの問題はさておくとして、自分たちは「特別選ばれた存在」と思い込んでいる。“実力のないエリート”達だ。そして西洋に対する異様な憧れとコンプレックスを同時に持っている。そんな欧米のエリートから下りてくる情報を、バカみたいにありがたがる。「欧米の仲間に入れてもらえている」……日本のマスコミの知能は犬以下だから、子分扱いを受けていることに気付かない。

 先日、日本の新しい総理が誕生した。私は直前まで、高市早苗さんが自民党総裁になるんだと思い込んでいたのだが、仕事を終えてニュースを見ると、妖怪みたいなオッサンが総裁に選ばれていて「なんで?」となった。
 それと同時に、「自民党はこの期に及んで、党内派閥の対立闘争やっているのか」……とあきれ果てた。いま日本はそれどころじゃないだろ。国内の社会情勢のことはほったらかしにして、党内派閥闘争をやって、石破茂を総裁に選んでしまった。
 それからすぐに選挙があって、自民党は大負けをした。この件について、マスコミはひたすらに「裏金問題」のことばかり語る。マスコミはいまだに「石破茂が総選挙で敗北したのは、裏金問題が原因だ」……と信じ込んでいる。
 いや、そうじゃないだろ。大多数の人々は、いま日本が抱えている経済状況の方を憂慮している。石破茂はそれを解決してくれそうにない……期待感が薄いから、支持されなくなっていった。それに、私と同じく党内派閥闘争をやり続けている自民党にあきれ果てた……というところだろう。一言で表現すると「アホくさ」だ。
 日本のマスコミは犬以下の知能しかないから、このことに気付かない。わからないから、「なんで? なんで?」とパニックになっている。

 再びアメリカに話を移そう。
 アメリカの環境はいま荒れきっている。おぞましいのはカリフォルニア州の州法で、「950ドル以下の窃盗は無罪」ということになった。その結果、こういう有様になっている。

 950ドル以下の窃盗は無罪……するとこんなふうに人が大挙して押し寄せて、少額の窃盗で去って行く……という状況が生まれた。
 これにより、カリフォルニア州でまともに商売ができない状況になり、スーパーマーケットチェーン店は次々と撤退。残った商店も、商品を金庫に入れる……などの処置が取られるようになった。

※ 正確には「無罪」ではなく「軽犯罪」の扱い。しかし曲解した人々による強盗が連日のように続き、警察も対応できなくなった……という状態。

 次は「フィラデルフィア・ゾンビ」と呼ばれる現象。だいぶショッキングな映像だ。今フィラデルフィアは町中に麻薬が溢れ、道行く人がみんな麻薬中毒、その結果あたかもゾンビのような人々がウロウロする……そういう状況になっている。

 いずれも日本のマスコミがほとんど、あるいはまったく報道しないアメリカの実情である。

 この上に、アメリカはかなり深刻な移民問題を抱えている。映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』みたいな状況があちこちで生まれている。
 こんな状況を作ったのがアメリカ民主党政権だ。トランプはこの状況を「元に戻すぞ」……とそう言っただけだ。これを、民主党支持者は「トランプはレイシストだ!」と非難したわけである。
 それどころか、高学歴インナーサークルの中の人々は、こう語る。「多文化共生は大事だ。もっと移民を受け入れて、寛容性の高さを示さねばならない!」と。これが今、高学歴エリート達の中でも進歩的な考えだと信じられている。ある意味「信仰」のようなもので、これに反対意見を唱えると、「レイシストだ! 差別を助長している! ヒトラーの再来だ!」というようなレッテルを貼り付けられる。
 しかし「多文化共生」の理想の下、あらゆる面で壊れ始めている。例えば最近、アメリカで大ヒットし、エミー賞を受賞したドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』に対する批判に、こんなものがある――「『SHOGUN』は人種に配慮されていない。江戸時代の日本にも多くの黒人がいたはずだ。主要キャラクターのなかになぜ黒人がいないのか?」

 こちらはAmazonのドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』。こちらの作品は“人種に配慮”されて、黒人のエルフや、黒人のドワーフが登場する。
 しかしそもそも『指輪物語』はヨーロッパが主要な舞台になっている。トールキン先生は、イギリスに創世神話がないことに気付き、もしも独自に創世神話を作るとしたら……そこから物語を着想した。中つ国の地図を見ても、ヨーロッパが原型になっていることに気付くはずだ。
 欧米に黒人が奴隷として連れてこられたのは、もっともっと後の時代。15世紀の大航海時代以後の話で、その以前のヨーロッパや他の地域に黒人がいるのは本来おかしい。まして神話時代のヨーロッパに黒人がいて、独自のコミュニティを確立していたわけがない。
 人種に配慮されたかも知れないが、原作であるトールキン先生の理念からかけ離れたものになっている。今は色んなところで「原作を尊重しろ!」と言われている時代なのに、なぜこれはOKということになっているのか?

 しかしそれでもいま欧米のエリート層は、こういう人種やLGBTに配慮された作品に「いいね!」を無条件に高評価を与える……ということをやっている。足下で起きている社会的・文化的混乱には目を向けない。移民が結果として犯罪を持ち込み、治安悪化をもたらしている……エリート達はこういう問題に目を向けない。それどころか、「もっともっと寛容を示そう! 寛容を示さない奴はレイシストだ!」とレッテル張りをする。

 繰り返すが、ヒラリー・クリントンに投票したのは、70%が学士号以上の学位を持つ人々であった。“夢見るエリート達”だ。
 トランプを支持したのは、こういう様々な問題に対し疑問を感じる人たちであって、学歴の低い・高いという話ではない。むしろ学歴エリートほど、夢の中にいるから、自分たちの理想のどこに問題があるか気付かない。カマラ・ハリスが敗北した理由も永久に見えてこない。せいぜい「低学歴の人々はいまだに黒人女性に対する差別があったのだ」とかそういう話になる。こんな有様だと、もしかすると数年後、私たちはまた再放送を見ることになるかも知れない。
 これは「対岸の火事」ではない。日本でもエリート層が「もっと移民を受け入れよう! 寛容性を示すのだ! これに反対するのはレイシストだ!」とかやっている。それであちこちで混乱が起きている。しかし「問題」よりも「寛容性」のほうが重要度を上にしてしまっている。エリートほど、地上で起きている問題に気付かない。学歴優秀者になればなるほど、バカになる。これは日本でもアメリカでも起きている傾向だ。エリートは永久に夢から目を覚まさない。

 脳内でシミュレートされたものと現実との乖離がおきると人はパニックに陥るが、エリート達は天上世界に住んでいるので、現実に起きている問題に直面することはない。問題に対処するのは、地上に住むごく普通の人たちである。

 今回の一件で、天上に住むエリート様たちの目が少しでも醒めればいいのだが……。どうやらこの状況はしばらく続きそうだ。

つづき?


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とらつぐみ
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