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ADHDの永遠の課題 先延ばし癖の対処法について ストラテラ服用日記48日目
80mg増量して24日目
今日も感じられた副作用は、定期的に鳥肌・ゾワゾワ感が来る程度。
今日は仕事に振り回されて副作用をモニタリングしてる余裕もなかった。
何も成果物を出せないまま終わってしまったのに、脳だけ疲労するみたいな感じで、達成感のない日でした。
脳の疲労を薬の服用前と後を比較すると、服用前は脳の多動で疲れ、集中しなくてはと言う気遣いで疲れ、ミスをしないようにと言う気遣いで疲れ、変なミスを起こしてないかと言う不安に疲れ、心身ともに疲労困憊と言う感じだった。
服用後は、脳みその中だけどっと疲れるような感じがする。
体全体で言うと薬の服用お前の方が消耗していたと思われる。
薬を服用するようになって、意識しないでもある程度マルチタスクができるようになったのとミスも減った安心感から、変な緊張感を感じずに仕事に集中できるようになった気がする。
もしかしたら脳自体の疲労度は、今の方が疲れているかもしれない。でもそれは仕事に対して脳を集中して疲れている証拠だと捉えている。
いちどコンサータも試してみたいが、今のところストラテラは私に合っているのかもしれない。
また、先延ばし癖がなくなったのも変な緊張感から解放された一因だと思われる。
昨日は先延ばし癖の克服と書いたけど、1番大きな要因はストラテラの効用だと思われる。
実際脳がクリアに働いていると、仕事の優先順位は前よりもつきやすくなったと感じている。
ある程度優先順位がハッキリすれば、それに合わせて動いていけばスムーズに仕事が進められる。
とは言え、AD HDの自分がそう簡単に仕事がスムーズに進められるわけもなく、優先涙がつくことと仕事に着手する事は微妙にズレが生じてしまう。
先延ばし癖を治すために自分がほんのちょっとだけ努力していることといえば、タスクの細分化をしてみるというのがある。
これは発達障害関連のライフハックの本によく書いてあることなので皆さんもご存知だとは思うが、大きなタスクに感じられてもそれを小さなタスクに細分化してみると一つ一つはそんなにハードルが高くないのが客観的に見てとれるようになる。
そうしたら儲けたもので、何か1つの細分化されたタスクに手をつけてみる。
手をつけるタスクをとりあえずどれでもいい1番ハードルは低そうに見えるタスクに手をつけてみる。
そうすると、そのタスクを終えるためには他のタスクとの関連性が出てきたりすることがある。そうなると自然とタスクがつながっていき、最初は低いハードルの方からやっていたつもりがある程度まとまったタスクを消化できている事はある。
もしくは細分化されたタスクがある程度独立したものであったとしても、そのタスクが終わった後はじゃあ別のタスクに手をつけてみようと言う心理的なハードルがかなり下がった状態になる。
私の体験から強く感じるのは、非常に高いハードルに感じてしまうの心理状態だと思う。
私と同じようにハードルを感じる人がたくさんいるのではないかなと思う。
自分の頭の中でできるだけ客観的にハードルを下げる仕組みを作ることでスムーズに優先順位通りに仕事は手がつけられるようになった。
そこで私はハードルの意味を考えてみた。
ハードルなり壁に感じるものは何だろうとその本質を探ってみた。
1番しっくりくるのは、漠然とした未来への不安感、だ。
特に発達障害の人はこの漠然とした不安に対して非常に臆病になっているというか怖がっている節があるように思う。
少なくとも私は薬を飲んでいる今でも、こういう未来への漠然とした不安が非常に嫌いで、不安を感じているときはドキドキして何も手が付けれない状況になってしまう。
定型でも不安感が好きな人はいないと思うが、むしろ提携の人は不安だから先に片付けてしまおうと言う心理が存在することが最近わかった。
それを聞いた時も私は非常にびっくりした。
不安感から逃げたいが為に、他のどうでもいい仕事をやったり見て見ぬふりをして無駄に時間を浪費し、締め切りギリギリになって慌ててやってボロを出すと言う流れがいつものパターンだからだ。
しかし、定型の方はむしろ進んでその不安を解消するように行動することに、非常に勇気がある行動だと尊敬にも畏敬にも似た感覚を覚えた。
自分のことで言えば、仕事に限らず未来への不安と言う事は本当に苦手。本当に不安感が嫌い。
私の理想は、不安感のない安寧した生活が送れる場所にたどり着くこと。
死ぬまで、心の平穏を保っている環境で生きていたいというのが私の理想だ。
いつものように話が脱線して何が言いたいか分からなくなってきたが、先延ばし癖の克服のために必要な事は、大きなハードルに思えたとしてもタスクを細分化し、とりあえず手をつけてみることだと思う。
コツと言えば、できるだけ細分化することと、できるだけ具体的に書くことである。
例えば、前提条件の洗い出し、不明点の確認、同僚・上司への聞き取り、などである。(これが細分化かどうかは別として、自分の手のつけやすいところまで細分化することが必要だと思われる)
昨日も書いたが、報告連絡相談の苦手意識と先延ばし癖が解消されれば、ADHDの人もそれなりに会社の中で生きづらさが軽減すると思われる。
と偉そうに書いているが、自分も定型と同レベルで仕事ができているわけではない💦
ただ、こうやる事で、凹みを少しでも埋めてクローズでもなんとか働けている。
皆さんも、なんとか自分に合ったやり方をみつけて、なんとか居場所を作れたらいいなと思います。