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中学受験本番まで10日を切りました…1月の勝者~埼玉受験を終えて

残り10日を切った 2024年の中学受験
他の家も大変だろうなぁ…と思いながらツイッター(X)を見てても意外と各家庭の様子が書かれてない。落ち着いてる?それとも書く暇すらない?
どちらもあるのだろうけど、心の整理も兼ねつつ、我が家の様子を書いておこう(来年は次男の中学受験もあるし)


残り10日を切った現状~課題が、、、終わらない!

あちこちで言われてるように、基本的に親は怒らず、子のモチベーション管理だけを気にしてる状態。
でも、相変わらず叱る事もある。その原因は2つある。

  1. あまりにも片付けが出来ていない時

  2. やるべきタスクが進んでない時

片付けは、中学受験の間ずっと言い続けてるが、改善の兆しはあまり見られない。まぁ、男の子の家はどこも似たり寄ったりと聞くので、ここについては将来の習慣をつけるというぐらいの気持ちでやっている。
とはいえ、やった課題が見つからず塾と家を駆けずり回った時は「時間の無駄!」と厳しく注意したけども。

問題は後者。

いろいろ終わってない。
例えば塾から与えられた算数の最終確認問題が終わってない。40日間かけて1日1頁進めるはずが、埼玉受験が終わった時点で、1月分に着手できていない。毎日3ページ分進めるよう指示したのだけど、塾の先生の課題を優先しすぎてまったく進んでない時には、どうしたらいいか途方にくれた(とにかく時間が足りない~🎵)
この時期の説教はいろいろ問題だと思うが、塾から与えられた最後のノルマを達成できずに試験に向かわせるのは良くないと思ったので、ここはきちんと説教した。
この課題を終える為に、テトリスのようにスケジュールを組みなおし、憧れ校の過去問を諦めて何とか時間を作った。憧れ校の過去問の時間を削ると伝えた時、息子はとても悲しそうな顔をしたけど、細かな時間を少しずつ無駄にして、それが積み重なった結果だからと説得した。

細かく時間を無駄にしてる時は結構あって…たとえば、トイレに行ったまま15分ぐらいボーッとしてたり、コタツで服を着替えたままゴロゴロしてたり、といった時間がある。
酷かった時になると、風呂に入ると言って階段を下りて行ったのに30分ぐらい経って声掛けしたらまだ風呂に入ってなかった時とか。
あの時は「あと半月も無いのに、何かんがえてるの?!」て強い言葉になってしまったが、そういう事は悲しいけど、多々あるのが現状。

親の心構え~平々凡々な事しか思えないよね…

とはいえとはいえ、親としては「後はなるようにしかならない」と諦観してる。一方で「こんなに努力したのだから結果を出させてあげたい」とも思うのは親心としては誰もが思うところだろう。
正直、志望校は五分五分のところだ。合格可能80%を出す時もあれば20%の時もある。平均点から10点低ければ偏差値が10落ちるという中央の分布が鬼のような過密状態だから不得意な分野だと厳しくなる。

息子の模試の回答を見てる限り、記述の整理が今一つ足りてないように見える。なので苦手な傾向の問題が出ない事を祈るぐらいしかできないなぁ…といったところ。

幸い、一番難しい学校(第2志望)と、第1志望、憧れ校の3校は五分五分といったところだが、それ以外の2校は、過去問も順調だし模試でも安全圏にいる。我が家が悩んでるのは以下の点。

  • 憧れ校(2日午後)の受験をするべきか?→体力温存で休む?

  • 万が一、安全圏にある2校が上手くいかなかった時の対応(4日目、5日目の受験をどうするか)

前者は息子の体調を見て考える(なので願書提出はギリギリに出す)。後者は、今なやんでも仕方ない…と思いつつ、3~4校の候補は挙げてある。

あとは、本番までのコンディションをどう上げるか、緊張のバランスを程よくもっていけるか…その辺りが肝なのかな。

残り10日を切り、やる気と不安で押しつぶされそうな息子に対して心おだやかに過ごせるよう親としては心がけてる。そのために出来ることはあまり多くないけど、とりあえず埼玉受験で用意した激励ミニノートを充実させている(前のnote参照)。

前回は家族だけの激励ノートだったが、いつの間にか先生・友達にも書いてもらったり、試験前の時間にいい刺激になるようお気に入りの漫画の名場面集も付け足したり、バージョンアップしまくってる。
激励ノートを眺めながら自分の3年間を思い出し、本番では悔いを残さないように頑張ってほしいと、月並みな事しか思えないのが何とも歯がゆい。

埼玉受験について

埼玉受験は、結論を言うと、1勝1分。
負けはしなかったが、息子なりに悔しさも嬉しさも味わえたし、本番の会場の雰囲気を確かめられた。

全落ちは避けたいけど、全勝ちで慢心しても困る。その辺りを悩みながら、栄東(さかえひがし)を2回受けた。
理由は、後にも書くけどスライド合格があるから。偏差値60のラインは超えてる長男にとって全落ちは無いだろうけど、最上位クラス(東大の特待クラス)までは届かないだろう…という、丁度よいバランス。

結果はある程度、予想通り。

親は、本番にむけて戦略を立てるぐらいしか出来る事はないけど、概ね望んでいたものは手に入れられたと思う。

人の多さに圧倒された緒戦

栄東の受験者数が多いのは有名な話。受験料だけで何億稼ぐんだよ?と揶揄されてても受験者数が多いのは次のような理由がある

  1. 合否だけでなく受験結果は人数や採点結果も教えてくれる

  2. 二回目の受験は+5000円と格安

  3. 上のクラスに落ちても一般のクラスで合格する可能性がある(スライド合格)

  4. 入学する場合でも、二月の東京受験の結果まで入学金を待ってくれる

  5. 湘南新宿ラインとかを使えば以外と通える(うちも1時間程度で行ける)

とはいえ、受験者数が多い。

当日の駅は大行列になっていた。前日に、妻に「前乗りしてもいいよ」と許可をとれたのでホテルに泊まって逆方面から会場入りしたので混雑は回避できたけど、それでも人の多さにやられた。
試験前も後も、息子は始終なにか話していないと落ち着かなかった。
あ、緊張してるな…とは思ったけど、有益な対策はできなかった。
会場に入る前に「結果はどうでもいいから楽しんで」と言ったが、正直、本番の試験というのは簡単に楽しめるものではなかった。

結果、スライド合格だったので、ギリギリセーフといったところ。
二月の勝者の上杉(弟)君もそうだったけど、御三家などの難関校を狙う受験生は、上位クラスをとらなきゃ厳しいと言われている。とはいえ、緒戦で合格をとれたのは喜んでいいと思う。

リベンジできた二戦目

前回は栄東ではなく埼玉栄だったが、二戦目は栄東。
初日同様、天気にめぐまれる。心なしか二戦目の方が暖かい。

二戦目は駐車場利用が可能だったので、朝6時半に家を出て(途中、妻を大宮に送り)、8時前に会場につく。朝食は、前日に買ったコンビニのサンドイッチ類を車の中で食べさせる。
時間の余裕もあったので、車の中で、NNの算数の問題集をやらせる。少しでも課題を進めておかないと終わらない…そういう状態で、30分前に会場入り。息子の顔を見てると若干の固さはあるものの、前回より表情がリラックスしてる。

試験が終わり帰り道でコンビニに立ち寄り息子はカルビ弁当を、僕は運転しながらオニギリを食べ帰宅。帰宅後すぐ塾に向かう息子を見送る。朝イチで試験を受け、すぐさま塾でやるべき事をやる…僕が小学生の時に受験を決めたとして、ここまでできただろうか。いくら親の伴走があったとしても…

翌日、オンラインで仕事の打ち合わせを終え、午前11時に結果を確認。
無事に東大クラスの合格を勝ち取れた。
特待コースは取れなかったがリベンジは十分にできたと言える。

1勝1分…これが、我が家の1月の受験の結果。
後は2月1日の本番を迎えるだけだ。1日に花開く事ができれば2日や3日はどうなっても問題ないだろう(逆にいえば2月1日うまくいく保障がないから2日や3日があるのだけど)

まとめ~悔いを残さないように、とは言え…

結果はともかく、悔いを残さなければ…と言うものの、結果が出なければ「あの時もっと勉強しておけば」といった悔いは出てくると思う。
やるだけやった、と言える子は本当に一部じゃないかしら。
親がいくら「精一杯がんばったよ!えらい!」と褒めたたえても、それは本人が分かってる事だと思う

うまく緊張を御してほしい、これが勝敗を分けるカギだと思う。
とはいえ、大人だって緊張と無縁でいられないのに、ティーン前の小学生に言うのは本当に無理筋。

でも、志望校に向かって3年間がんばってきた成果が問われる時。みんな緊張するのが当然だし、そこで明暗を分けるのは、どう緊張と向き合うか?しかないと思うのよねぇ…


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