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世の中の人って大体いい人なんだなって気づいた話
最近、「恋です!〜ヤンキー君と白状ガール〜」にハマっている。その中で、主人公の父親が「渡る世間に鬼はなし」と言い、姉が「渡る世間は鬼ばかり、じゃないの?」とリアクションするシーンがあった。
「渡る世間に鬼はなし」と「渡る世間は鬼ばかり」
私はどちらかと言うと、後者に共感して生きてきたが、就活中に前者へと考えが転換した。
その考えの転換を、「恋です!」を通して思い出し、最近忘れっぽいので書いて残しておこう、と今に至る。
自分の中での「鬼ばかり」のニュアンスは「ほとんどの人が、弱みを見せるとそこにつけ込む人だ」というものだった。
小さい頃に何から何まで揚げ足をとられまくったのが原因だろう。
私は間が抜けている上にチャレンジ精神があるので、よく失敗するのだ。
最近も飲食店の、仕込みのアルバイトを始めたのだが、少し考えれば防げるような失敗を繰り返している。
というか、失敗しないと手順を覚えられないのでわざと失敗に向かっている感覚さえある。
この前は、いつも優しいフリーターのお姉さんが半ギレだった。すみません。
昔の話をしているのに、最近の例を出してしまった。
やっぱり間が抜けているな。まあいっか。
そんな、失敗や奇行を指摘されまくった結果自意識になってしまった私。自分が自意識過剰と自覚したのもたったの1年前な私。私はとにかく知らない人と大人が怖かった。何を考えてるかわからないのだ。
当然、就活の面接も苦手だった。OBOG訪問もめちゃくちゃ緊張した。「知らない人」な上に、「大人」なのだから。
社会人の当たり前がわからない上に、間抜けな私はとんでもない失態をしているのでは?と常に不安だった。
だけど苦手なりに、めっちゃくちゃ躊躇した後に、
「えいぃっ!」とOBOG訪問を申し込み、7人目くらいの時気がついた。
「そもそも、忙しいのにOBOG訪問受けてくれる時点でこの人たちいい人じゃね?これまで怒られたことないし、皆様優しく対応してくれたしな。」
「あれ?というかよく考えると、社会人の人とか、周りの人全員悪い人じゃなくね?みんないい人じゃね?」
何かを悟った時、口調が若く、粗雑になる私。
こうして私は「渡る世間は鬼ばかり説」から、「渡る世間に鬼はなし説」へと考えの転換を果たしたのだ。
めでたしめでたし。
というかことわざってすごいよね。
「世の中の人って大体いい人なんじゃね?」って思いを「渡る世間に鬼はなし」という言葉で言語化してまとめてくれるんだもん。
話が逸れたついでに、ヤンキーくんと白杖ガール、面白いので来週も見てくれよな。