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ザ・クロマニヨンズ×サンボマスター@Zepp Haneda ああ 生まれてよかった
ザ・クロマニヨンズとサンボマスターのツーマンin Zepp Haneda!
そんなんもう行くに決まってるでしょうが!(なぜか田中邦衛w)
今夜ロックンロールに殺されてぇと、天空橋へ馳せ参じてきた。
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※尚、完全に記憶だけで書いてますんでMCの内容とかはあくまでニュアンスだし、MCしてた箇所が実際とは相違あるかもしれませんが悪しからず。
先攻はサンボマスター!
のっけから『輝きだして走ってく』『世界を変えさせておくれよ』を畳みかける!
そしてラヴィットの『ヒューマニティ!』!サンボ流のスカのリズムが気持ちいい!さらに新曲の『自分自身』!爽やかなメロディが素敵!
山口くん(あえてヒロトの呼び方w)が、今日は特別な日なんだぜってまぁ煽る煽る!
お父さんお母さんにロックンロール聴く時は踊っちゃいけませんって言われてたのかよぉぉぉ!
だってw
オリンピックで優勝できる奴はひとりだけだけど、今日は全員が優勝できる日なんだぜぇぇぇ!
全員優勝!全員優勝!全員優勝!
全員優勝コール!からの『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』!
ここで山口くん、時間がないからめちゃくちゃ早口でのMC (でも余計なことばっかり言ってるから結果すんげぇ時間かかってたw)。
1989年、おれなんかこの世に居なくていいって気づいたその時に、それはやって来てくれた。ビートルズが来てくれた。ダムドも来てくれた。リパプールからもロンドンからもニューヨークからも。
東京からもやってきたんだよ。あの2人が。そしてあの2人はこう言ってくれたんだ。
「カッコ悪くたっていいよ。そんなこと問題じゃない。君のことを笑う奴は トーフにぶつかって 死んじまえ」って!
それで俺にこう言ってくれた。
「おまえ、生きてていいんだよ」
ちょっと待って!そんなん泣く!
俺のところにあの2人がやって来てくれたのは1990年だった。そうかあの時「おまえ生きてていいんだよ」って言ってくれてたのか…って、マイク通さずに地声で歌い出す『ラブソング』聴きながら、涙止まらんくなってもうた。
で、山口くんさらにMCで殺しにかかって来た。
ロックンロールは「No!」っていう音楽だろ。
今日は「Yes」って言いたいんだ!この場を「Yes」で埋め尽くしたいんだ!でも戦争だって震災だってあったから「Yes」なんかじゃ足りないよな。
だから、「愛」なんだよ!「I LOVE YOU」だよぉぉぉ!「I LOVE YOU」って言いたいんだ!でも「I LOVE YOU」でもまだ足りないんだ!
俺が言いたいことはぁぁ!
俺が言いたいことはぁぁ!
俺が、言いたいことはぁぁ!
俺が、言いたいことはぁぁ!
生まれてきてくれてありがとう!
おまえはいたほうがいいんだよ!
おまえはいたほうがいい!
未来はおまえのためにあるんだよ!
からの『Future Is Yours』!
そしてド名曲『できっこないをやらなくちゃ』!
歌いながら「今年も一年お疲れ様でしたぁぁぁ!」とか言ってくれんのも、人にやさしくし過ぎだろ…っていちいち泣けて…。
そしてあたたかな音色のモータウンビートが転がっていく『花束』。何もかも全肯定してくれやがるサンボマスターの音に包まれて泣きじゃくりました。
…
…
もうね、今までそれなりにたくさんライブを観てきたけど過去イチ泣いたかもしれない。ヤバいぐらい号泣した。
そしてクロマニヨンズ前にやたらとスッキリしたw
ということで、こっからのクロマニヨンズはただからっぽになって、十四才に戻って喰らうだけ。上がるだけ。
クロマニヨンズを喰らうコンディションとしては、考えうる限りの最高のものに仕上がったw
素早い転換が済み、ステージが暗転。ヒロトが奇声を発してるだけのシュールなSEが流れるなか4人が登場!全員ヨシオTシャツ!
『クロマニヨンストンプ』『タリホー』という1stからの2連打!そして『生きる』!「ニンゲン」コール久々!タリホーでマーシーのコーラス炸裂して鳥肌が立つ!
最高の仲間、最高の友達のサンボマスターと一緒にやれて楽しいです!
『どん底』でヒロトのハープも炸裂!
『イノチノマーチ』『ランラン』と続いて『愛のロックンロール』!「愛!」って散々叫んでたサンボマスターへのクロマニヨンズ流のアンサー!
おしゃべりはもう山口くんがたくさんしてくれたので俺はいいや 笑 以下同文です!どんどん行きます!
『炎』では陽炎色の照明に照らされたマーシーが『月の爆撃機』を弾いてる時を彷彿とさせるウィンドミル!あの右手を高々と上げて背を逸らすマーシーのシルエットがもはや彫刻のような神々しさ。
カツジのウホウホの迫力たまらん『雷雨決行』!自分がいたコビィ寄りの位置からステージ袖にいる山口くんが見えたんだけど、この曲の間中ずっと両手の拳を突き上げてた!
おもむろにヒロトがTシャツ脱ぎ出す。脱ぐ前にペコリっと会釈してから脱いでたの可愛かった。
これはやる気の表れです!
だそうw
カツジのドカドカなドラムがどうかしてる『暴動チャイル』!『エイトビート』!もはや永遠!
『ギリギリガガンガン』!最高な気分の今日に「最高の気分だー!」と叫べる幸せ。
『紙飛行機』の歌詞「君の窓辺へ」のところが、さっきの山口くんの「1989年、あの2人がおれのところにやって来てくれた」と重なってまたヤバい。
オーラス『ナンバーワン野郎!』でありったけ「オー!ナンバーワン!」を叫ぶ!
去り際のマーシーがマイクに向かって
サンボマスターありがとう。またね。
と手を振る。
こうしてクロマニヨンズのLiveは嵐のように吹き荒れて、一瞬で去っていった。
いや〜このツーマン、わかっちゃいたけどやっぱり尋常じゃなかった。
まずサンボマスター(というか山口くん)のMCね。アレほんと反則だよ(褒めてます)。
だってギターを爪弾きながら喋ってるのに、最後の一言だけは弾くのピタっと止めて、無音でパンチラインをキメてくるのよ…w確信犯じゃん…w (もちろん褒めてます)
クロマニヨンズの前にこれ以上のお膳立てってありえるの?サンボマスター、あんたたちが優勝だよマジで。あとサンボマスターの曲、全曲名曲!
ありがとうサンボマスター!!!
そしてクロマニヨンズ。
いや、もうあの人たちについては何も言うことない。
なんだけど、、、強いてひとつだけ言いたいことがあるとするならば、、、
ああ 生まれてよかった!
同じ時代に生きていられたことをただただ感謝するのみ。
ありがとうクロマニヨンズ!!!