7日目-"フツー"なのは嫌-
ただ今、通信制高校への転入に必要な課題作文を書いているクラゲ娘。
お題は「将来の夢」。
ごく普通の子なら、「○○になりたいです!」で終わるところだけど…
毎度のことだが、彼女の文章には軸とか一本通ったものがない(笑)
だから、400字の課題なのに、すでに800字。しかもまだ導入部らしい。
それを簡潔にして、なんとか400字にまとめなければならない。
私の行動に理由なんかない。無理やり書こうとするとつまんなくなる
彼女いわく、
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もともと私の特性上、考えること・行動に理由なんかない。
(彼女はウェルスダイナミクスで言うところのクリエイターというプロファイル)
しかもわかってもらおうなんて思っていないので、人にわかりやすく伝える、なんて努力をしたことがない。
それをしようと思ったら、他の人たちがわかるような言葉に落とし込まなきゃならない。
そうすると、普通の文章になっちゃう。
そんなのつまんない。
私じゃなきゃ書けないものじゃないと。
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いい勉強してるなーと、今日も朝から思った。
感情が湧かない私ってロボットかも…
今度は「文章を書いていると私ってロボットなんじゃないかと思う・・・」と言い出す(笑)
これは毎年の読書感想文の時に吐き出す言葉。
ク「本を読んで感情が湧くってどういうこと?ほぉ、そうなんだって思うだけなんだよね。」
ク「どうしてダメだってわかってるようなことするのか、意味わかんない。当然の結果になった話だから『当然そうなるよね』しかないわー」
って毎回グタグダいってます。
日々、自己分析のつぶやき。母の心境はフクザツ
一日に何度もこうやって、自分を分析した言葉が飛び出す。
それは決して悲観的な気持ちからでも、だから仕方ないというあきらめでもなく、純粋に今の自分を客観的に見て出る言葉。
たまーに、
「開き直りか?何とかしようとか思わないのか?」
なんて言葉を発してしまいそうになるけれど、けっしてそういう子ではないのは百も承知。
でもたまーになんとなく不安に駆られるのが母心ではある。
本人を信じる気持ちとここは一発いうところか?の葛藤は、いつまでも続くものなのだろうか。
結局、割と普通の文章を書きはじめ、書くことがない! とのたまい始め、私が耳障りの良い無難なセリフを吐くと、「ちょっと待って!」と書き留めるところがまだ子供だな…とたまに思わせるカワイイところ。
いい感じの可もなく不可もない提出作文が出来上がった一日。