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令和6年第74回税理士試験財務諸表論 自己採点・予想ボーダー・感想


こんにちは。とらまるです。
前回に引き続き第74回の税理士試験の自己採点と感想になります。

受験から2,3日経ち各予備校が模範解答とボーダーを作成してくださったので、覚えている限り照合してみようと思います。


回答順番・時間

試験開始後の初動についてです。今回は正誤表があったのまず確認しました。計算のところか。「え、費用計算した後に振替するの、めんどい。時間かかりそうだから理論早く終わらせなきゃ」と思いました。次に問題全部を見ました。

第一問。はい、概念フレームワークね。見たことある『検証可能性』とか『情報のニーズの充足』とか『取得原価主義』と書いてあるので「なんかいけそう」という所感。記号ばかりなのでなんとか正答したい。回答時間15分。

第二問。はい、社債ね。社債。社債、、、社債発行差額???聞いたことないです。サヨウナラ。あとはのれんでした。このあたりは大原の直前模試にも出ていたので何かは書けそう。回答時間15分。

第三問。ぱっと見量は多くなさそう。第一問、第二問で微妙なところがあったし社債のところなんかすっ飛ばしたので「ここで挽回じゃ!」およそ90分を残し意気込んで令和6年最終決戦へ。

では各詳細へ


第一問

まず記号からです。最初はわかるけど他は微妙な感じです。明らかに違うものは除外していき、あとは2択、えいっ、くらいの気持ちでやりました。

最初に戻って2文字ね「有用」ね。信頼って思って有用って書いちゃいました。オワタ。

取得原価主義については大原の直前対策で出てましたがうろ覚え。書くだけ書きました。枠内にあるかどうかはYesかNoなのでそこははっきり書いておきました。部分点ゲット。

ではでは、各予備校の予想では
ネットスクール:13/25点
大原:14/25点
TAC:16/25点

記号は奇跡的に全部合ってました。これはでかい。理論は解答通りに書けている訳ではないので辛めにつけました。理論ちゃんと詰めた人なら10台の後半はとれると思います。どうだろうか


第二問

やっぱり社債、これはひどい。全然わからん。発行差額の性格だけは2行だけだしそれっぽいことを適当に書きました。計算も間違ってるだろうなと思いながら勘で書きました。

のれんはちゃんと回答しようということで記号問題は消化。のれんを償却する理由。これは書けそうでしたが主に3つあるうちの1つがしっかり書けず満点回答ならず。負ののれんについても直前対策でやりましたがうろ覚え。バーゲン・パーチェスがどうとか言ってたので、そういうこと書きました。バーゲン・パーチェスで部分点ください。

ではでは、各予備校の予想では
ネットスクール:4/25点
大原:2/25点
TAC:3/25点

これはひどいwww
社債にありえないくらい点数振ってあるので、ひどい結果ですがボーダーは低くなるでしょうから割り切っていくしかないです。


第三問

もう一度全体的に見ると、やはり最後の振替ができないと販管費壊滅になるし個別注記えらい多いなw まあ、90分あるし行けるっしょ。こちらも簿記論と同様、有価証券→固定資産→後半→頭から順に、と解いていきました。

有価証券はサクッと行きたいところでしたが、最後の自己株式の計算が意味不明で後の方を見ると処分していたので「あれ?純資産壊滅では?いつも純資産は稼ぎどころなのに…」出だしから辛い。税効果については書くところが多くて忘れそうだったので都度個別注記表に記入するようにしました。

固定資産に入るとやること地味に多いし、過去問と違うような書かれ方が多いということで正確な解釈に少し時間がとられました。また、減価償却費の計算でやたら割り切れずに不安になり何回も計算し直してしまいました。いじわる!リースは稼ぎどころなのでここは確実に。

賞与引当やら税金やら退職給付やはサクッと済ませて現金預金へ。ぼちぼち解いていきましたが、有価証券と固定資産に時間をとられタイムリミットが迫ってきていました。最後の最後で販管費をやけくそでうめましたが、また端数が出て自信喪失しました。ここをうめるくらいなら、棚卸資産に取り組めばよかった…過去問ではありえなかったくらい空欄を残して終了しました。ムズイ!!!

ではでは、各予備校の予想では
ネットスクール:29/50点
大原:27/50点
TAC:26/50点
手ごたえよりは取れている印象でしたが、もっと取れるところあったし足りない…


結果とボーダー

結果…

ネットスクール
【得点】
第一問:13/25点
第二問:4/25点
第三問:29/50点
合計:46/100点

【予想ボーダー】
第一問:15/25点
第二問:7/25点
第三問:30/50点
合計:52/100点

大原
【得点】
第一問:14/25点
第二問:2/25点
第三問:27/50点
合計:43/100点

【予想ボーダー】
第一問:13/25点
第二問:6/25点
第三問:30/50点
合計:49/100点

TAC
【得点】
第一問:16/25点
第二問:3/25点
第三問:26/50点
合計:45/100点

【予想ボーダー】
第一問:13~15/25点
第二問:6~8/25点
第三問:27~31/50点
合計:46~54/100点

全てボーダーを下回る。いやー厳しいか。。。理論を辛めに採点したとはいえ、加点は見込めないので上がらなさそうですね。後は全体の出来がどうかになるかと思いますが、どうなんでしょう。Xを見てもみんなあんまり出来きがよくなさそうだったので、合格発表までの4カ月モヤモヤでしょうね…


感想

財務諸表論の受験をもって令和6年の税理士試験は終了となりました。簿記論と続けて受験しましたが、1日2科目はなかなか重たいなと思いました。中には3科目受験される方もいるので本当にすごいなと思います。また、初めての受験ということで非常によい経験となりました。理想としては会計科目は撃破して未知の領域『税法』を勉強したいのですが、現状だと来年も受験する可能性があるので自信を持って踏み出せないです。

ひとまず体調回復に専念して予定の組み直し、読書、YouTube、note記事作成など落ち着いてできたらなと思います。また場合によっては科目の大学院免除も視野に入れる必要があるので諸々調べようと思います。

受験された方々本当にお疲れ様でした。


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