令和6年第74回税理士試験簿記論 自己採点・予想ボーダー・感想
こんにちは。とらまるです。
税理士試験を受験された方々お疲れ様でした。私は2024年8月6日に行われた税理士試験の1日目、簿記論と財務諸表論を受験しました。何気に初受験でしたので非常に緊張しましたが、まず無事に受験をやり切ることができてホッとしております。
受験から2,3日経ち各予備校が模範解答とボーダーを作成してくださったので、覚えている限り照合してみようと思います。
回答順番・時間
各問に移る前にどういう風に解いたか、記したいと思います。
結論、第二問(30分)→第一問(25分)→第三問(65分)で解きました。
開始と同時にパラパラとめくり、ちらっと『退職給付』の文字が見えました。仕訳を問われる問題もありそうで「ふっ。過去勤務費用、数理計算上の差異、なんでもかかってきやがれ!でもなんか文字多いな…」と思いながら、第二問の内容把握へ。
第二問の問1は固定資産関連の『リース』や『資産除去債務』がちらっと見え、問2は新株予約権だったので「これは行けるのでは?」と思いました。一応第三問も確認へ。
第三問は量感だけサッと見て「べらぼうに多い訳ではなさそうだな」と思い、回答順番を考えました。
「退職給付からやってもいいけどまだ緊張していて、文章多くて読み違いするかもしれない…リースや除去債務はしっかり勉強したから第二問から取り組んでリズムを掴もう!」ということで第二問から始めました。結果的にこの判断は非常に冷静で正解だったと思います。
各問ぼちぼち消費して行って、最後第三問は65分ほどかけましたが全部埋まらず「うーん、解くスピード遅かったかな…」という感じでした。
では各詳細へ
第一問
2番目に取りくんだパートですがちゃんと読みだすと『給付算定式基準』『期間定額基準』に従った処理ということで「え、全然数字わかんないんだけど」となりました。
まず①の帰属する額から若干怪しかったですが、財務諸表論の理論を思い出しつつ800だろと思い800と書きました。以降の数字部分はずっと感覚で解いていたので「たぶん合ってないだろうな」と思ってました。
若干落ち込みつつ仕訳の科目名を見ると超基本仕訳だったので「あーここがオアシス的問いね」という感じでサクッと埋めました。もう数字部分は正解がわからないので科目は簡単じゃね?ということで後半部分を見ると連結上の仕訳が…
「連結上の仕訳ってあんまりみたことないな」と思いましたが、冷静に文章を読むとやり方が書いてあったので指示通り埋めました。数字部分の後半の方はやや空欄が目立ちましたが、全25問で科目名があってれば最低10点程度はもらえそうだったので早めに切り上げました。
第二問
最初に取り組んだパートですが、問1の文章を読み始めると難しくなさそうだったので、ここは確実に落ち着いて解きました。読み違いがないか漏れはないか。だいたい間違える時は耐用年数、残存価額、定額法 or 定率法、のせいで間違えるので落ち着いて解きました。仕訳が合っていても解答欄をミスる可能性もあったので、何回もチェックして埋めました。順調順調。
開始10分くらいで気づいたのですが手元のタイマーを開始するのを忘れて焦りました。時間が一番大事なのに…まあ試験場に掛け時計がありましたし、タイマーに時刻も出るのでセーフでした。↓これです。
というか200%定率法がさらっと出ていて「大原のテキストにあったっけ?」と思いましたが、簿記1級では普通に出てくるのでなんなく通過しました。Xを見ていると中には「なんそれ…」となった人もいたみたいで、備品は若干正答率は下がるかもですね。
第一問を解いた後に察したのですが、第一問が分かりにくかった分第二問を落とすと致命的だろうなと思いました。
第二問の問2は新株予約権でした。新株予約権を取得、消却しないといけない問題で「知らんがな」となりました。後の方を読んでもピンポイント回答できなさそうだったので、深く考えずに3分くらいで終わらせました。
第三問
最後65分を残して突入しました。時間的には「ちょっと余裕あるな」という感じでした。再度全体を見ていつも通り有価証券→固定資産→後半→頭の現金預金からという順番で解きました。
問題自体はそこまで引っかかることなく解いていきました。Xを覗くと新株予約権付社債は、若干処理で迷った方が多い印象でした。とは言え丁寧にやろうとして時間が無くなっていき、最後はバーッと埋めてフィニッシュしました。
結果とボーダー
結果…
やや上回る!!不安だな…もし転記ミスなどしてたら終わりです。怖い…
感想
とりあえず初の税理士試験だったのですごい緊張しました。直近1カ月は体調がグダグダで仕事も生活もまともにできてませんでした。なんとか踏ん張って試験までこぎつけたことをまず誇りたいと思います。
そして本番、2時間の中で色んなドラマがありました。タイマーの開始忘れ、諸々を考慮して第二問目から始める判断、アホみたいな端数処理ミス。でも冷静なところは冷静に。今の力は十分発揮できたと思います!
結果を待ちたいと思います。
次回『財務諸表論』編!お楽しみに。
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