スピッツ有明サンセット2022 9月29日(その4) スピッツ登場
スピッツの登場です。
さすがに会場は大盛り上がりです。優里さんファンの女の子も、THE COLLECTORSファンの年配の皆さんも、全員が盛り上がっています。
9月29日のセトリを見ておきます。
1.恋する凡人
2.野生のポルカ
3.不思議
4.夏が終わる
5.正夢
6.ONLY YOU(BOØWY)
7.メモリーズ・カスタム
8.けもの道
9.大好物
10.白い炎
11.醒めない
ちなみに28日は3曲目が「ラズベリー」、カバー曲の6曲目が浜崎あゆみさんの「Boys & Girls」、アンコールの10曲目が「グリーン」、ラスト11曲目が「スパイダー」でした。
1.恋する凡人
疾走感満点の曲でスタートを切る。個人的にはアルバム「とげまる」の中で最も好きと言っても過言ではない曲で、一瞬で会場をスピッツ色に染めた。
「君のためになんでもやる 意味なんてどうにでもなる
力ではもう止められない」
誰かへの強い思いをこう表現する草野さんの力と勢いに圧倒させられる歌詞が大好き。
2.野生のポルカ
この曲があまり知られていないのが不思議なくらい挑戦的な曲。
群れずに孤高を目指すと高らかに宣言している曲で、50歳を迎えた自分にとって、ものすごく心に刺さる。この曲を有明サンセットに持ってきてくれるとは。
「もっともっとスピッツはスピッツであり続けたい」というメッセージをしっかりと受け取った。
歌詞中にある「飛び回りたい 武蔵野の空を」を「飛び回りたい 有明の空を」と歌ってくれる草野さんの心意気にも感謝。
これもアルバム「小さな生き物」の中で、一番好きな曲。
「駆けめぐりたい くねった細道を
さよなら僕の 着ぐるみたちよ」
「細道駆ける 最高の野生種に」
3.不思議
予習していたので、ここは「ラズベリー」が来るものだと思い込んでいたのでびっくり。でも「ロックロック」とか「ほそ道」でも、ここだけ変更しているセトリがあったね。予習不足だった。
アルバム「さざなみCD」の中ではそれほどの大きな存在感がないように思っていたけど、しっかり聞いてみると、心地よいラブソングのようにも解釈できるし、不気味さがある
「貝の中 閉じこもる ことに命がけ
そんな日々が割れて まぶしかった 次の頁」
ちゃんと時間をかけて、歌詞を考察してみよう。
4.夏が終わる
バンド紹介でクージー(クジヒロコ)さんが、「『夏が終わる』を演奏したので、今日で夏は終わりです。明日からは秋です」と言っていたのが、とても印象に残っている。
季節に合わせて選曲したのでしょうか。9月29日という日にぴったりの選曲だった。
「またひとつ 夏が終わる 音もたてずに
暑すぎた 夏が終わる 音もたてずに」
いいね。
5.正夢
この歌、解釈が難しいんですよね。
難しすぎて、何度かnoteに出すための記事を書くのを断念した記憶が・・・。
少年が恋する誰かへの思いを、屈折してぐにゃぐにゃになったような複雑なままを歌詞にしてしまったような・・・。でも、結局、告白さえしていない。
「ずっと まともじゃないって わかってる」
まあ、恋することなんて、まともじゃない感覚も必要だからね。
ということで、いったんここまで。
スピッツの部は、後半に続きます。
その5へ続く
2022年10月 トラジロウ
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