スピッツ「ナナへの気持ち」 君と生きていくことを決めた
「笑いすぎ んフフフッ!」という女の子のウィスパーボイスから入る曲。
かなり珍しいスピッツの曲。
※ネット情報では、この声の主に関する情報もかなりしっかりと書かれてあるのですが、ここで書けるほどの裏が取れないので、とりあえずは書きません。
アルバム「インディゴ地平線」(1996年10月23日リリース)の6曲目。
この前半2フレーズはほぼ、ある「語り手」が、ナナという女性を紹介しているだけのように思えますね。
ただ、最後で「幸せの形を変えた」とある。「語り手」さんにとって、このナナさんと人生をともに過ごすことが幸せの方向になると変わったってことかしら?
この、誰からも好かれているけど、一部から避けられてることもあって、よく分かんないとこでもらい泣きして、クールっぽい時もあって、眠い時は元気がない女の子。
そんなに高価じゃないピアスをして、はっきりしない言葉で周りを混乱させて、金髪(茶髪?)だけど、伸びた根元は黒い女の子。
私の周りには、こんな子はいないなあ。
でも、言葉だけで聞くと、天真爛漫で、天然そうだけど、意外に根はしっかりしてそうな・・・感じもする。
実際、どんな子をイメージすればいいんだろうかしら?
リリースされた1990年代半ばと言えば、バブルがはじけて就職氷河期に入ったころかあ。全く分からない。
ロイヤルホストで徹夜で話し込んだけど、何も進展がないまま、「語り手」は
語り手がナナに思いを寄せていることは十分に分かる歌詞になっています。
解釈がこの通りでいいのかどうか分かりませんが、比較的ひねりがなくて、草野さんらしくない歌詞になってしまいますね。
サビ以外はほとんど、単調な感じで進む曲だけど、サビは草野さんの声が強烈です。
※間奏部分に会話を早回ししたような部分がありますね。
それでは、なぜ、草野さんがこの歌詞を書いたのか?
いくら考えても、分からない。
唯一、具体的な店名として「ロイホ」という情報がある。ちなみに私が住む四国には「ロイヤルホスト」は1軒もない。
大学時代の4年間を過ごした福岡にはロイホがかなりたくさんあったと記憶している。私が大学生だった1994年には福岡県警のすぐ近くのロイホが銃撃された事件があったなあ。過激な暴力団が多いですもんね、福岡県。
もし、ロイホが福岡なのだとすれば、福岡出身の草野さんが当時のエピソードを思い起こしてつづった歌詞なのかしら?
草野さんは、ナナのような女性に憧れがち?
・・・・。
すみません。無理でした。何も得ることがないまま、書きなぐった文章になってしまいました。
ただ、曲はとても素敵。大好き。
単調→単調→サビで「ナナあああぁぁぁぁ」の草野さんのロングトーンの美しい声は、聴く価値があるので、ぜひ。
2022年11月1日 トラジロウ