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スピッツ「魔法のコトバ」 また会えるよ 約束しなくても
noteのフォロワーさんから先日、「『silent』というドラマにスピッツの『楓』と『魔法のコトバ』が使われていましたよ」って連絡をいただいた。
了解を得ていないので、お名前は控えますが、本当にありがとうございました。スピッツの音楽が流れた瞬間に、「トラジロウ」を思い出していただいたとのこと。とても、うれしい。noteでこのような小さな交流が持てること、感謝してもしきれません。
で、ドラマ「silent」を3話まで観ました。今クールのドラマなので、まだ3話までしか放送されていません。このドラマ、Tverの再生回数が過去最多とか。そんなニュースになるほど、評価が高いですね。確かに面白い。原作はなくて、脚本は生方美久さんという方。
【★ネタバレ注意】
1話の回想シーンっぽいところで、「魔法のコトバ」は使われていました。Tverなら「26:35」のあたりです。ちなみに「楓」は「32:35」。
想(そう)が、主人公の紬(つむぎ)に告白するシーン。天真爛漫な紬が「よろしくお願いします」といって、付き合うことになる。
そのとき、想が自分のイヤホンを紬に着けて、流れてくるのが「魔法のコトバ」。
ちょうどこの部分
「下らないアレコレ 抱きしめてどうにか生きてるけど
魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて」
紬「ああ。これ、映画のやつ。好き」
魔法のコトバは、映画「ハチミツとクローバー」(2006年7月22日公開)の主題歌に使われたから、そのことを言ってるんだね。
とまあ、曲の引用はこれだけなんだけど、「言葉」「声」「うるさい」「静か」「音楽」などがドラマのキーワードになっていて、そこに「魔法のコトバ」の世界観を持ってくるあたり、センスがいいね。
と、ここまで書いて、魔法のコトバについて、まだnoteに書いていなかったため、「魔法のコトバ」の歌詞を見ていく。アルバム「さざなみCD」(2007年10月10日リリース)の9曲目。
「あふれそうな気持ち 無理やりかくして
今日もまた 遠くばっかり見ていた
君と語り合った 下らないアレコレ
抱きしめてどうにか生きてるけど」
君への好意でしょうね。強い思いを抱きながら、君が近くにいない現実をなんとか、やりすごしている、やりきれない様子がものすごく伝わってくる。
「魔法のコトバ 2人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても」
夢さえも見失ってしまいそうな自分にとって、「君」との思い出が大きな支えになっている。2人だけにわかる「魔法のコトバ」の答えは最後まで出てきません。
どんな言葉なんだろうね。
思い出すと「おかしくて、うれしくて」という感情なのか・・・。
単純に考えると、「好き」とか?でも「おかしく」もあるんだよね。
リアルな世界で、私が今までで心を奪われた言葉は次の言葉です。
「たぶん、〇〇さん(男性)が想像しているよりも、ずっと私は〇〇さんのことを好きだと思います」
その男性はもちろん、私ではないのですが・・・。ある女性から結婚報告を受けて、「うわあ・・・。恋は盲目かあ・・・。そんなこと、言われたことない」と少し後ずさりしながらも、感動したのをよく覚えている。
「倒れるように寝て 泣きながら目覚めて
人混みの中でボソボソ歌う
君は何してる?笑顔が見たいぞ
振りかぶって わがまま空に投げた」
このパートも君がいないことへの虚しさを描いた上で、「笑顔が見たいぞ 振りかぶって わがまま空に投げた」とかわいらしさ満点の駄々っ子感に完敗です。
「魔法のコトバ 口にすれば短く
だけど効果は 凄いものがあるってことで
誰も知らない バレても色あせない
その後のストーリー 分け合える日まで」
ここにも「魔法のコトバ」のヒントがある。
・効果はすごい
・誰も知らない
・バレても色あせない
うーん、分からない。
ものすごくきれいな歌詞だからこそ、「魔法のコトバ」は意外に卑猥な言葉の可能性もあるのかも?草野さんだから、それぐらいのイタズラをしてきそうでもあるよなあ。
分かんなくていいや。
皆さんは、元気になる「魔法のコトバ」って、ひっそり持ってる?
トラジロウ 2022年10月23日