パラレルワールド & バタフライエフェクト🌏/🦋
皆様、明けましておめでとうございます。
年明け早々、覚えたてのカッコいい言葉を並べているわではありません。
さすがにそれは中学卒業時に黒歴史とともに封印しました。
それでは早速、新年一発目の投稿へと洒落込んでいきましょう!
●パラレルワールド
よく漫画やSF映画とかで出てくる言葉です。
なので全く知らないって人は少ないかと思います。
なのでコレについての説明は軽く触れる程度にしましょう。
"未来は一つじゃない"
"無数の未来が同時並行的に広がっている"
もっと誰もがわかるよう言うのなら、、、
のび太がジャイ子と結婚する未来としずかちゃんと結婚する未来。
どちらも存在する別々の未来ということ。
日本人には、これ以上にピンと来る具体例はないんじゃないかと思っています。
●バタフライエフェクト
次にバタフライエフェクトについて。
こっちはパラレルワールドに比べると知名度は少し低いかもしれません。
ただ、日本でもこの考え方に似た言葉があります。
《風が吹けば桶屋が儲かる》
これならどうでしょうか?
今「ハ?何コイツ。博識ぶっちゃって、ハイハイかっこいいかっこいい」
て思ったそこのあなた。
その通りです。否定はしません。
私、承認欲求が服着て歩いてるみたいなもんですから。
私の知識は広く浅い。
だから博識ぶるけど深く突っ込まれると、用事を思い出して、はぐれメタルの如くその場から即離脱するという特性を持ってます。
でも、この記事に関してはこっから面白くなるから我慢して読んで!
このバタフライエフェクトについて
「ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こる」
と外国の誰か凄い人が言ったらしいです。
つまり、取るに足らない些細な出来事が、めぐりめぐって予想もしなかったデカい何かに繋がるてことを言いたいんです。
コレはバタフライエフェクトではありません。
到底、因果関係がなさそうというのがポイントです。
なので、今の例で言うなら、、、
小学生の頃から毎日欠かさず素振りをしていたら、10代目ジェームズボンドに抜擢された。
これぐらい、間に何があってそうなったの⁉︎とツッコミたくなるやつがバタフライエフェクトです。
さて、言葉の説明はこのぐらいにして本題に入りましょう。
今説明したバタフライエフェクトとパラレルワールド。
この2つは密接に関係しているというのが私の今回の記事の主題です。
例えば、家を出るときに「いってきます」と言って家を出るか、言わないで出るか。
この程度でも未来は大きく変わるというのがバタフライエフェクトというもの。
「いってきます」と言った方を《A》、言わなかった方を《B》のルートとしましょう。
この二つの家を出る時間の差は僅か"1秒"です。
その差のまま駅に向かうとします。
《A》
エレベーターが閉まる直前にギリギリ滑り込めた。
《B》
エレベーターにギリギリ間に合わなかったので階段で行く。
これで二つの差は1秒から50秒に広がりました。
この時点で乗る電車が1本遅くなることも十分あり得ます。
つまり出会う人の違いや事故に巻き込まれるかどうかなど、それだけで違う未来になることは容易に想像できます。
では仮に、差が55秒ではなく、3秒だったとしましょう。
3秒の差なので、全力で駆けたことで同じ電車に滑り込めたとしましょう。
しかし、同じ電車に乗れたからといって同じ未来になるわけではありません。
《A》
電車に乗ると席がひとつ空いているのに気付き座ることができた。
《B》
席が空いているのが見えたが、他の人が先に座ってしまったのでドア脇のスペースに寄りかかりながら目的地までの時間を過ごす。
電車での椅子取りゲームにおいて、3秒がどれだけ大きいか、それは電車を利用したことがある人なら誰もが一度は経験したことあるはずです。
《A》
座って目的地まで行く。
ふと隣を見ると高校の同級生の女の子が座っていることに気付く。
声をかけると話が盛り上がり、連絡先を交換し後日飲みに行って付き合い、後に結婚。
《B》
席に座れなかったので立ったままスマホでSNSを見ながら目的地まで行く。
どうでしょうか、たった3秒の差で席に座れなかっただけで違う未来になります。
しかし、《B》が幸せを掴み損ねたというわけではありません。
どのルートにも幸せを掴むチャンスが転がっているので安心してください。
ただ、それがまったく同じ幸せかどうかはわかりません。
もしかしたら《B》でこのとき見ていたSNSで気になる記事を見つけ、それがきっかけで転職を決意。
そして転職先でメンターと呼べる人と出会い、自分でビジネスを初め、とんとん拍子で成功し、億万長者に。
生涯独身だったが、充実した人生を送り笑顔で天寿をまっとうした。
そんな未来が待っているかもしれません。
かたや《A》は同級生と話しているからその間SNSは見ていなかったため、転職のきっかけとなった記事を見ることはなかった。
そのためその先も同じ会社に定年まで勤める。
しかし、《A》が不幸かといわれてもそうではありません。
《A》は愛する人と結ばれ子宝に恵まれ幸せに過ごしました。
どんな未来であっても、幸せとは本来相対評価ではなく絶対評価ではかるものです。
そのためどのルートでもそのルートにおける幸せは存在するはずです。
今、例で挙げたこの2つの未来。
違いは、ある日家を出るときに「いってきます」と言ったかどうかです。
この1秒の差が別々の未来を作り、その1秒の差が、生涯年収を何桁も変えた。
これって先ほどのバタフライエフェクトそのものではないでしょうか?
ケンブリッジ大学の研究によると、人間は1日に約3万5000回の決断をしていると言われています。
それはランチに何を食べるかといったものや、靴をどっちの足から履くかというような決断とは意識していないレベルのものも含まれます。
1秒の差でも、未来は変わる。
そんなことが1日に3万5000回も起こっているんです。
それが毎日繰り返されるため、たとえばある日を計測点とした場合、その日に3万5000通りの未来が広がり、それが僅か3日後には指数関数的に広がり、何と42兆通りの未来に広がります。
——— さて、あなたは今何歳ですか?
私は2025年で35歳になります。
仮に生まれたその瞬間から1日に3万5000回の決断をしていると仮定した場合、35歳ではすでに無量大数を超える数のパラレルワールドが形成されています。
では逆に、何歳のときに私のパラレルワールドの数は無量大数を超えたのかを計算すると、なんと生後15日で達成してしまうことになります。
※計算はすべて私のアシスタント(chatGPT)が担当しています。
そう考えると、私自身ハリウッドスターになっている未来や、メジャーで二刀流として活躍する未来があってもおかしくありません。
※クレームは受け付けません
何が言いたいかというと、可能性は無限にあるということです。
そして無数に広がるパラレルワールドの中で、今の世界線を生きる私がいます。
幸いなことに、この世界線の私はとても幸せです。
大切な家族に恵まれ、仕事も楽しいです。
ちなみにこの世界線での私の妻は高校の同級生。
とは言え、同じクラスになったことはなく、高校時代は話したこともありません。
ただ、お互い「同級生」と認識はしていた程度の存在です。
そんな彼女と付き合うきっかけになったのは、社会人2年目のある大雪が降った日。
いつもの道は雪が積もっていて歩きづらそうだったので、その日の朝だけいつもと違うルートで駅に向かいました。
その途中で彼女と再開し、それがきっかけで付き合い、今では結婚して子どもが生まれ、3人で幸せに過ごしています。
どこかで決断を違えていたら、私はきっと今頃ハリウッドスターになっており、彼女と結ばれることはなかったはずです。
そう考えると、今にいたるまでに毎日3万5000回の決断を繰り返して、天文学的数字も裸足で逃げ出す確率で掴んだこの世界線。
過去の自分に感謝してもしきれません。
今回の記事は珍しく割といい話で、まとめることができました。笑
めでたしめでたし。
この投稿を新年のご挨拶と変えさせていただきます。
というわけで本年もよろしくお願いします。