なんでも許される人の話
一方的な声掛けをする人。
見て見ぬふりをする人。
足を引っ張っても悪いって感じない人。
何も見えてない人。
最近は、少しそんな人との接点を減らしていたけど、向こうから、近づいてきた。
僕が思うに、彼女は「硬い」人だと思う。
所謂、頑固とかそういうやつだと思う。
あたかも、自分の意見が常識のように、僕に語りかける。
彼女は、精神疾患を知らない。
知ろうともしない。
精神疾患の子供を恫喝して、楽しんでいる快楽主義者。此処にいるだけで、何かが壊れる。
「いい」偏見を持ってる人。
人に「全く」迷惑をかけることなく、生きることのできる親。「流石」だとしか言いようがない。親は、さっき僕に対して、「可哀想な、可哀想な精神疾患さん。同情されたいの?」って言われた。「良い」お母さんですね。
続いて、「姉や、弟は、おまえの様にはならなかった。何故、お前は、他の兄弟の様にはできないのか」とも言われた。(何故、僕が他の兄弟と同じ様な人間になる必要があるのだろうか。どんな理由があって、親はそう言ってくるのだろうか。ある程度、見当はついているけど、面と向かって言われると、来るものがある。)
消えたい……
死にたい……
なんていつも考える
涙を流しても、拭くのは自分。
誰も拭いてはくれない。
息をする事を忘れるぐらい夢中になって、いつも生活をしているけど、こういう時に限っては、呼吸を大切にしようとする。崩れた壁を元に戻すために。
それでも、親は必死で壁を壊しにかかる。この城を自分の思い通りに使う為に。
まだ抗戦できそうだ。