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【プロセカ】星乃一歌の魅力を星1カードのサイストから語り尽くしたい

本記事は8月11日に誕生日を迎えるプロセカのキャラクター、星乃一歌の魅力を伝えるためにまとめたものです。
ゲームを始めたばかりでも読むことができるストーリーを中心にまとめたため、初心者の方にもおすすめできる内容かと思います。
また、すでにプロセカをやり込んでいる方も、本記事をきっかけに一歌の魅力を再発見していただければ幸いです。

はじめに

この記事は星1カードのサイストの中で、特に一歌が重要な役割を果たす4つのストーリーをもとに、彼女の魅力を伝えることを目的としています。
なぜ星1のサイストかというと……

① 初心者にもストーリーを解放しやすい

② ベテランにとっては内容を忘れてしまいがち

③ キャラの最も根本的な性質が多く描かれている

以上3つの理由から、魅力をあらためて伝えるのに最も効果的と判断しました。

サイストの紹介に取りかかる前に、まずは星乃一歌というキャラクターについておさらいしておきます。

プロセカのキャラクターアーカイブ画面上部にあるボタン(上の画像の赤い◯で示した部分)をタップすると、そのキャラの詳しいプロフィールを確認できます。
一歌のプロフィールはこちら。

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この中で最も優先して覚えるべき情報は、星野ではなく星"乃"であることです。
あらゆるキャラに共通しますが、プロフィールの文面だけを読んで得られる理解はわずかなもので、より深く知るためにはキャラが実際に話しているのを目で見て、耳で聞くことが大切です。
そこでオススメしたいのが次の動画です。

プロセカリリースのおよそ半年前に公開された、一歌自身が自己紹介をしている動画です。
名前の由来や使用ギターについてなど、他であまり触れられていない情報もあるので、まだ見ていない方は是非。
このときは話す声が少し柔らかく、現在はもっと芯を感じさせる声質に変化しています。間接的にこれまでの成長がうかがえるのも良いですね。

なお、前述したプロフィール画面の『自己紹介を読む』ボタンからも同じものを見ることができます。
プロセカ中にどうしても自己紹介を見たくなり、指が震え始めた際には参考にしてください。

1.星乃一歌[クールだけど友達想い] 前編

星1サイストの紹介をしていきましょう。
まずは星乃一歌の星1カード[クールだけど友達想い]のサイスト前編です。

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学校の中庭でくつろいでいた一歌のもとに咲希が訪れます。足元の小さな花をきっかけに、二人は幼き日の思い出話にも花を咲かせていく……といった内容です。
このストーリーでは一歌の心優しさに焦点が当てられています。星乃一歌という人物を雑談ベースで語るとなるとどうしても、

・歌声や容姿、いざという時の言動のカッコよさ

・ミク好き、焼きそばパン好き、内気な一面などの愛嬌

この2つに重点が置かれがちなのですが、一歌の根幹となっているのは何よりその心優しさだと思っています。
大雑把にまとめると「カッコよさ・愛嬌・心優しさ」の作り出すギャップが一歌の大きな魅力です。そして、この3つの要素は決してチグハグなものではなく、縫い目なく繋がっていることがさらに彼女の魅力を高めていると私は考えます。
詳しくは残る3つのサイストの紹介を通して説明していきます。

2.天馬咲希[いつも明るいムードメーカー] 後編

次に紹介するのは、天馬咲希の星1カード[いつも明るいムードメーカー]のサイスト後編です。

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1-Cの教室で咲希が見ていたメイク動画がきっかけとなり、一歌は咲希の家に誘われることになります。
Leo/need結成前の二人の心温まる交流が描かれているストーリーです。ここで注目したいのが、咲希からメイクやヘアメイクの誘いを受けた一歌のこの一言です。

「いいよ。咲希がやりたいこと、全部やろうよ」

これはとても「カッコいい」です。咲希もこの後、「いっちゃん……!」と目を潤ませて感激する様子を見せています。
2022年7月21日から開催された咲希のバナーイベ、『No seek No find』のイベストを読んだ方には、咲希の心情がより深くわかるのではないでしょうか。イベストの説明はあえてはしませんが、この一歌の一言は咲希の心にぴったりと寄り添うものでした。

このストーリーでも見られるように、一歌がいざという時に見せる「カッコいい」言動は、一歌自身のサイストで触れられた「心優しさ」が背景となっています。
クールなイメージとは裏腹に、一歌はしばしば考えるより先に行動してしまうタイプとして描かれ、それが一種の武勇伝として語られもします。しかしそのきっかけは「他の人のピンチに対して、見過ごせないと感じたから」とった行動である場合がほとんどです。
一歌の「カッコよさ」と「心優しさ」は繋がっているのです。

3.桐谷遥[国民的アイドルだった少女] 後編

続いて紹介するのは、桐谷遥の星1カード[国民的アイドルだった少女]のサイスト後編です。

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中庭で昼食を食べることになった一歌、咲希、遥。この頃の遥は芸能界から身を退いたことが心に暗い影を落としているのですが、二人との交流に少しずつ和まされていく様子が描かれています。

自身の続けている食事制限やトレーニングを「未練がましい」と言う遥に対して、一歌は「やると気持ちが落ち着くっていうのは、桐谷さんにとって必要なことだからだと思う」と心情に寄り添います。ここでも心優しさとカッコよさが見られますね。
また、次のセリフも聞き逃せません。

「私は焼きそばパンと、焼きそばパンと、焼きそばパンと……」

購買で買ったものを聞かれた一歌の言葉です。それぞれ違うものを3つ買ったトーンで焼きそばパン3つを数え上げていくさまがシュールな笑いを誘います。
これが心優しさとカッコよさに次ぐ星乃一歌3つ目の要素、「愛嬌」です。やや大雑把な括りなのですが、ここで言う「愛嬌」とは、ある意味でカッコよさの対極に位置するものです。
そして次に紹介するサイストで、星乃一歌の愛嬌の真骨頂が発揮されます。

4.初音ミク[誰もが知る歌姫] 前編

ラストを飾るのは、初音ミクの星1カード[誰もが知る歌姫]のサイスト前編です。

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1-Cの教室でミクのライブ映像を見ていた一歌は、興味を示してきた咲希にミクについて話し始めます。
本記事でも少し触れたように、一歌のミク好きとしての一面はプロセカユーザーに広く知られています。そんな一歌がミクに対してどのような考えを持っているのか、大いに語られているのがこのサイストです。

さて、ミクについて語っている一歌の姿はえも言われぬ「愛嬌」を感じさせます。それはなぜでしょうか?
人は好きなものについて語るとき、たとえ内気な人物であっても、普段からは考えられないほど饒舌になったりします(ちょうどこの記事を書いている私のように)。
愛嬌とは言い換えれば親近感です。一歌は多くのプロセカユーザーと同様、ミクとミク周辺の文化に愛着を持っています。また、大好物は焼きそばパンという生活感の強いもの。やや内気であるが故の悩みを持つ場面も多く見られます。
ただカッコよく心優しいだけではなく、一人の人間としてのリアリティを持っているからこそ、彼女が勇気を出して紡いでいく物語は胸を打つのです。

また、この愛嬌も「心優しさ」と不可分の関係を持っています。
プロセカ内のあらゆるエピソードからうかがえますが、一歌はその優しさゆえ、深い愛情をずっと持ち続けることができる人です。ミクに対しての感情もそのあらわれと言えるでしょう。
また、「やや内気である」とは前述しましたが、一歌は自身の殻に閉じこもることはありません。彼女があと一歩を踏み出せずにいる時は、大抵その優しさから人のことを慮りすぎることが原因です。

「心優しさ」「カッコよさ」「愛嬌」の作り出すギャップは一歌の大きな魅力です。
そしてこの3要素は、「心優しさ」を中心として縫い目なく繋がっているのです。

おわりに

正直まだ語り足りないところはありますが、本記事も終わりが近づいてまいりました。
最後にごく私的な話となってしまい恐縮ですが……私が星乃一歌を推すきっかけになったのは、2021年8月11日、ちょうど1年前の一歌誕でした。
何となく一歌のなりきりセット(バーチャルライブの際のアバター)を購入したことで、愛着を持って一歌を見るようになったのがファンとしての始まりです。
1年前はここまで推しに愛情を持ち、同じ趣味の方と繋がり、さらにはこんな記事まで書くことになるなんて思いもしませんでした。

実は一歌にとってのミクもそうであるように、人が何かの魅力に気づくのは偶然の巡り合わせがほとんどなのかもしれません。
この記事がそんな偶然を1つでも作れれば嬉しいな、と思っています。

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