憲法改定は今必要か
「よい憲法改正なら賛成するが、わるい方だった認めない」私は主語が国民にとってを付け加える。国民からは憲法を変えてほしいとの声は上がらぬまま、政治が叫び続けているように見える。事実無根の例を挙げて、国民のためであるかのような言説は毎度のこと。憲法を守って、行動するのが政治家の基本中の基本なのに、なぜそんなに変えたいのか不思議でならない。現政府は数の力で、憲法だって解釈して、無理に押し通してきたし、これからも
可能だろうに、どんな事情があるのだろうか。このコロナで大変な時期に、不要、不急な外出はひかえてほしいという傍らで、なぜじっくり議論を深める必要がある憲法をいじりたいのか。「緊急事態宣言」と「緊急事態条項」
違いを説明もせず、国民の思い込みを目いっぱい利用しようとしている。ウクライナをあげて、憲法を変える必要があると誘導する集会が各地で始まっている。すべての税金とは言わないが裁量で使える金額が圧倒的に多い与党が、CM、マスコミ等で自分たちに都合のいいことだけを繰り返し拡散していれば、それに巻き込まれる人が多くなる。日々の糧にも困っている人がいる日本。こちらの救済に力を入れてほしい。