クラウド売りではなく、モノ売りです
自己紹介:地方の国立大学卒業後、会社勤めをした後、30才で小売とサービス業で自営になり、40代でライターに転身。こだわりの商品の販売支援をしています。ブランディングやマーケティングの学びのシェアとお役立ち情報をお伝えできればと思っています。
情報は集まったり離れたり漂う雲のよう
人と話をしていて、
「あれ?!それ前にわたしが言っていたことだ。」
と思うことないですか?
そして、他人から聞いた言葉も、いつの間にか自分の意見になっていることもあります。
情報って形がないから、いつの間にか自分の意識に入ってきています。
だから、どこまでが自分の考えかと区別するのは、さほど意味がなく、日々流動的に変遷していくものだと捉えています。
場の意識が自分そのものになってきているようにも思えます。
自意識は確かに存在するけれど、雲のように漂って集まっていくものだから、自分が大切に思っているほどには意味がないものなのかもしれません。
感覚や記憶はわたしだけのもの
一方で、個人的な記憶や感情は、情報というより体に染み付いた過去です。
今の考え方や体は、過去の体験や食べたもので出来ています。そうやって出来上がった固体は、互いに区別ができて個人を特定するものでしょう。
そういう意味で、わたしはモノを売る人です。
ライティングのモノ売り部門がブランドライティングかも
わたしはライターをしていますが、個人の記憶や固有の物語を書いているので、情報を伝える人というよりこちらの方がセルフイメージが合っています。
もちろん、毎日ネットに繋がって情報の波に揉まれて、ときどき飲まれそうにもなっていて、巨大クラウドの下で生きています。
そしてその情報によって動かされてはいるけれど、同時に記憶と感情と意思をもったモノに囚われていてそのことを大事に文章を書いています。
なぜ、傷ついたの?
なぜそんなに怒り狂ったの?
なぜ、そんなに悲しかったの?
そんな個別の想いの裏には、必ず誰かへの愛や思いやりが溢れています。自分が生きるために大事にしていることや守りたいもののために、人は感情を震わせて生きているのですよね。その健気なことや生きるという活動すべてに尊敬の念をいだきます。
そうして私は、人の話を聞いてそれを伝える仕事をしています。
ブランドライティングとは
ビジネスのための、自分が何を大切にする人で、何を叶えるために生きるのかを明確にして語るツールが、ブランドライティングだと捉えています。
人は、自分のテーマを規定し、それに沿って生きることができると強くいられるし、本質的な生き方が成功に繋がると思うから、わたしはパーソナルブランディングを多くのビジネスパーソンにおすすめしています。
それはコーチングやコンサルティングとも違い、ヒストリーの棚卸しを客観的に行い、どう効果的にマーケットに伝えていくかの工夫があるので、ビジネスを躍進させるパワーがあるのです。
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