体操・村上茉愛“ラストダンス”床で金 演技直後はライバルに及ばずも“問い合わせ”で得点変更
最高に感動しました。
最後の演技お疲れ様でした。
ありがとう😊
種目別決勝が行われ、今大会での現役引退を示唆している村上茉愛(日体ク)が平均台で13・733点の銅メダル、床運動で14・066点の金メダルを獲得した。
“ラストダンス”となる最終種目の床運動。H難度「シリバス」の着地は一歩、動いたが、最後まで大きなミスなく踊りきった。演技を終えるとフロアに深々とお辞儀。観客の拍手に応え、瀬尾コーチと抱き合った。
自身の演技後は13・966点で14・000点のメルニコワ(RGF)に及ばなかったが、村上陣営はジャッジに確認を求める「インクワイアリー」を出し、Dスコアは5・7点から5・8点に修正され、14・066点となった。
集大成と位置付けた東京五輪の床運動で、個人種目では日本女子初の表彰台となる銅メダルを獲得した。無観客の夢舞台を終え、有観客の今大会へ再び走り始めたのは直接、自分の演技を見てもらいたかったから。応援してくれたみんなに、そして、誰よりも支えてくれた母・英子さんに。18日、予選の演技で既に涙を流していた母は、この日も会場で愛娘を見守った。